先輩からのメッセージ2024

TOYO PERSON

Q.大学院に進学しようと思った動機や経緯についてご記入ください。
A.
①研究を続けたかったから
4年生で研究を始めたものの、就活も同時並行でしていたこともあり、時間が足りないと思いました。もっと研究を行いたいと考えました。
②将来を考えるためにより経験・知識を深めたかったから
3年生までは食品の開発を目指して就活をしていましたが、就活を進める中で本当にやりたいことは開発ではなく、研究で行っているデータを解析することではないかと考え始めました。しかし、当時はデータ分析に関する知識も経験も足りないと考えていたため、学びたいということと、将来の仕事に就いてもっとよく考えたいと思いました。

Q.大学院進学にあたり、誰かに相談しましたか。また、周囲の反応はどのようでしたか。
A.親、兄姉、研究室の先生に相談しました。
私は兄が別の大学院に進学していたこともあり、理系なら特に大学院に進学した方が良いと家族からは背中を押されました。先生からも歓迎の言葉をいただき、周囲の言葉もあって大学院へ進学しようと決意しました。

Q.東洋大学を選んだ理由や選ぶにあたって重視した点があればご記入ください。
A.
①所属している研究室で研究を行えること
同じ先生のもとで学部生時代の研究を続けてできることが一番の理由だったと思います。
②経済的負担が少ないこと
入学金が免除されること、学部生の頃よりも学費が安いことがよかったです。
③新校舎で学べること
私の場合は大学院2年生から新校舎で学ぶことができるとのことでしたので新しい環境下で研究ができることに魅力を感じました。

Q.入学してから感じた本大学院の魅力や研究室の仲間とのエピソードなどをご記入ください。
A.本大学院に限ったことではないかもしれませんが、研究分野に対して専門的な知識を身につけることができるため、社会人になってから即戦力になることができると思います。また、研究室内でもお互いの研究について仲間と一緒にアイデアを出し合うため、別々の研究をしていても一人ではないと思えることは凄く良いなと思います。

Q.研究の大変さなどについてご記入ください。

吉田さん0枚目

A.研究にプログラミング言語を用いているのですが、記憶が定かであれば学部4年生の時に初めて触れたので使いこなすまでに苦労しました。現在でもエラーや、やりたい分析に対してどのようなコードを打てばよいのかなど分からなくなることもありますが、先生に聞いたり、自分で調べることで乗り切っています。

Q.研究が煮詰まったときは気分転換にどんなことをしていますか。
A.友人と会ったり、ライブやカラオケに行くことで気分転換しています。
同学年の友人はほとんどが社会人で、様々な職種の人がいます。そういった知らない世界の話を聞くこと自体もとても楽しいですし、お互いに自身の生活で苦労していることや楽しいことなどを話すことで良い刺激になっています。

Q.学位論文の内容や受講している授業についてご記入ください。
A.コーヒーの消費と地域性に関して研究を行っています。講義では、経済学、調理科学、醸造学等幅広い分野に関して学んでいました。

Q.研究する中での指導教員とのエピソードなどがあればご記入ください。
A.研究結果の報告をし、この部分にはこのような意味があるのではないか、あるいはこの結果が出ないという事はまた別のところに要因があるのではないか、など一緒に議論することがとても楽しいです。先生がいなければ私はこの道に進むことはなかったと思うのですごく感謝しています。また、先生が地方にお仕事に行かれたときに必ずといっていいほどお土産を買ってきてくれるのですが、それが毎回美味しくてひそかに楽しみにしています。

Q.大学院での学びを通して今後目指したい姿や将来進みたい道などがありましたらご記入ください。
A.今後は研究分野とかかわりのある「調査」に着目し、調査会社に就職予定です。研究で行っていたデータの加工やアンケートの作成などは実際の業務に活かすことができる考えます。また、大学院で得た論理的思考力や計画力を活かして、仕事に取り組みたいです。

Q.研究活動をしている日の1日のスケジュールの例をお教えください。
A.
  7時 起床
10時 輪講
12時 学食で昼食
14時 指導教員による研究指導を受ける
16時 研究(アンケートデータの分析)
18時 帰宅 

Q.大学院生としての1週間のスケジュールの例をお教えください。
A.
月曜日 輪講・研究指導
火曜日 研究、アルバイト
水曜日 研究、TAのアルバイト
木曜日 研究、TAのアルバイト
金曜日 研究、アルバイト
土曜日 休日
日曜日 休日
研究に関して、私の場合は家で行うこともままあるので一日の研究時間にはブレがあります。(1時間~3時間)

Q.こだわりポイントなどがありましたらお教えください。

①普段研究をしている机について

吉田さん1枚目

自宅で研究することが多いので自室の机になります。物がごちゃごちゃと置いてあると集中が削がれるのでパソコン以外のものは基本的に置かないようにしています。

②普段の研究の様子

吉田さん2枚目

主にRStudioとExcel、そしてブラウザ(参考文献や調べもの)を行ったり来たりしています。画面分割したいところなのですがRStudioがすでに4分割されているのであきらめてそれぞれ全画面で見ています。

③大学に来る日のカバンの中身

吉田さん3枚目

PC、財布、イヤホン等が基本的な持ち物です。こだわりとしては青色が好きなので、できる範囲で青色で統一しているところと、基本的に必要最低限の荷物で行きたいので置いておける荷物は学校に置いています。学部生時代との違いとしては紙の資料がなくなったので荷物が減ったことです。また、画面を見る時間が長くなったので目薬とブルーライトカットの眼鏡は必ず持っていくようになりました。

Q.大学院進学を検討するにあたり、どのような不安や懸念点がありましたか。
研究中心の生活になることで進学してからモチベーションを保ち続けることができるのかということは不安に感じていました。(元々、研究・勉強が大好きという訳ではなかったため)

Q.学費の工面はどのようにしましたか。
奨学金とアルバイト、親からの援助等

Q.東洋大学大学院を目指している受験生へメッセージをお願いします。
A.大学院は、大学と比較して自分がやりたいと思えることに集中して取り組むことができる環境です。ここまで自由に経験や知識を積むことは大学院生でないと得ることができない貴重な財産だと思います。その財産を東洋大学大学院で得たいと考えてくれている方なら、受験日まで着実に勉強や対策をすれば必ず合格できます。今まで自分がやってきたことを信じて頑張ってください。


掲載されている内容は取材時のものです。

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