先輩からのメッセージ2024

TOYO PERSON

Q.大学院に進学しようと思ったきっかけは?
A.これまで、エンジニアやデータサイエンティスト、コンサルタントとして、主に大企業に対する様々な経営課題解決に携わってきました。独立後はその経験を生かして、中堅企業に対する経営支援を行っています。まだまだ成長途上の企業の経営者に助言を行ううえで、経営全般の幅広い知識や経験を持ち、自分が強みを持つ領域だけでなく、より幅広い領域に対して助言を行うことで提供価値を増やしたいと考えたのが、中小企業診断士を目指すきっかけでした。診断士の学習を進める中で養成課程の存在を知り、二次試験を受けて資格を取得するよりも、実践的な知識を身につけ、これまでの知識や経験を確かめることができる良い機会になりそうだと考えたことが、大学院進学の理由です。 

Q.東洋大学を選んだ理由や選ぶにあたって重視した点があれば教えてください。
A.いくつかの養成課程について調べて比較し、仕事と通学が無理なく両立できること、カリキュラムや指導体制から学習と実践の質が期待できること、アカデミックとプラクティカルの融合というスタイルが自分にとってのあるべきコンサルタント像と整合することから東洋大学を選びました。 

Q.執筆している論文の内容や受けている授業について教えてください。
A.中途採用者の早期離職の抑制を論文のテーマとしています。現在のクライアントの事業領域とも近く、社会的に今後も重要な課題であるため、研究として腰を据えて考えてみたくテーマに選びました。 

Q.大学院での学びを通して今後目指したい姿や将来進みたい道などがあれば教えてください。
A.コンサルタントとしてクライアントの経営を支援していくことは、これまでと変わりなく行っていきたいことですが、大学院や診断士の学習を経て身につけた知識・経験を、これまでの専門性と組み合わせることで、より価値のある助言をクライアントに対して提供していきたいと考えています。 

Q.研究活動をしている日の1日のスケジュールは?
A.  
  8時 起床
10時 講義や実習
12時 学食で昼食
13時 講義や実習
18時 ゼミにおける研究指導
21時 研究や講義の課題など

Q.大学院生としての1週間のスケジュールは? 
A.
月曜日 朝・昼は業務、夜間はゼミ
火曜日 業務
水曜日 業務
木曜日 業務
金曜日 業務か休暇
土曜日 大学で講義や実習など
日曜日 大学で講義や実習など 

Q.本学大学院を目指している受験生へメッセージをお願いします。
A.私が大学院を志望したのは、経営全般に対する実践的な知識を身につけ、これまでの知識や経験を実習や演習を通して確かめたいと考えたためで、現在、期待通りの成果が得られています。養成課程に興味を持たれているのは、一次試験に合格し、二次試験を検討されている方かと思います。このまま二次試験に合格して診断士になるのもよいですが、養成課程でじっくりと知識や経験を身につけることも独立後の業務を見据えるとよい選択になるのではないでしょうか。どのようなコンサルタントとなるか、そのために何を行うことが有効か、養成課程も一つの選択として、ぜひ考えてみてください。 

プロフィール
エンジニア、監査法人におけるデータサイエンティスト、総合コンサルティングファームにおけるコンサルタントなどを経て独立し、現在は企業に対する経営支援活動に従事する。データ分析技術を核とした事業成長支援に専門性を有し、多様な業界に対する戦略策定および実行支援、分析による課題解決実績を持つ。 

掲載されている内容は2024年6月現在のものです。

MORE INFO. 関連情報