哲学を通じて知った、物事を客観的に捉える視点を、生命科学分野の学びに活かし、未解明の病気の研究に挑む

TOYO PERSON

遺伝子分野の研究から、まだ解明されていない病気の治療薬や治療法を見つけることを目標に日々勉学に取り組んでいます。入学するまで本格的な実験に触れたことがなかったため、初めて実験に取り組んだ時には、あらゆる経験が新鮮で印象的だったことを覚えています。また、大学の図書館には数多くの論文や文献が揃っていて、学ぶこと、知ること、それを自分の知識に蓄えられたことの楽しさを改めて実感することができました。

ニュースやSNSなどを活用して、情報収集も心掛けています。サイエンス雑誌や英語の論文を読むことにも取り組みはじめました。また、哲学に触れることにより「正しいこと」や「常識」とは何かについて、友人とディスカッションをしたり、自ら思索したりすることも。哲学を学ぶことは、生命科学においても物事を客観的に見ることの大切さを教えてくれているように感じます。

掲載されている内容は2023年9月現在のものです。