私は研究として、イスラム教徒向けの礼拝場所検索アプリケーションを制作しています。自身のルーツに関する「イスラム教」をより広く知ってもらいたいという思いが、制作の動機でした。イスラム教徒にとって、日々の礼拝は信仰の中心的な要素ですが、異なる文化圏においては、礼拝場所を見つけることが困難なケースも。私のアプリケーションによって、日本を訪れるイスラム教徒が、困らずに生活できるようになってほしいと思います。
「哲学」の学びとして印象に残っているのは、友人と倫理学の授業の課題で討論したことです。個人の幸福と、他者の利益のバランスについて意見が分かれ、友人の体験談によって、独自の視点が示されました。私は自分の意見を強く主張していましたが、友人の意見を理解し、共感することで、考え方には多様性があることを実感できました。
また、大学生活では誰かと過ごすことを徹底していました。誰かと過ごす時間は、心の豊かさを感じる瞬間であり、新たな視点やアイデアを得ることや、自分自身を成長させるきっかけとなりました。ただし、静けさの中で自分と向き合う1人の時間も大切にしています。人と過ごす喜びと1人の時間の重要性を理解することで、より充実した大学生活を送ることができたと感じています。
掲載されている内容は2023年9月現在のものです。
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