インフラ整備について専門的に学びながら、ディスカッションを通じて物事の本質に迫る

TOYO PERSON

高校生の時に地元の街が河川氾濫の被害を受けたことが、防災に興味を持ったきっかけです。それまでは台風が来ても危機を感じられなかったのですが、かつて経験したことのない規模の災害に直面して意識が一変しました。現在は、災害から命を守るための行動や災害に強いインフラの整備について学びを深めています。人々が安心して暮らせる都市環境をデザインすることが目標です。

学科の学修以外では、インドネシアのバリ島での海外研修に参加しました。学年学部が異なった東洋大生と、現地の学生と共にSDGsを舞台にリジェネラティブな在り方を追求し、ディスカッションしプレゼンをしました。プログラムは全て英語によるもので、苦手でしたが自分なりに表現し、相手に伝わった時はとても嬉しかったのを覚えています。

東洋大学はディスカッションの機会が多く、自分とは異なるさまざまな意見や考え方に触れられました。私はどちらかというと偏見を持ってしまう性格だったのですが、多様な価値観を受け入れることで、物事の本質に迫れることに気づけたように思います。先入観に囚われず、相手の意見を取り入れる。その姿勢を大切にします。

掲載されている内容は2023年9月現在のものです。