近年関心を持っているのは、「子どものうつ病問題の悪化」。家庭や学校など、子ども達が自分自身ではどうすることもできない環境が、どれだけ自己形成に影響するか、といったことに興味があります。私の学科では多様な科目を履修することができ、さらに自分で関連した書籍を見つけて読み、学びを深めることで授業を更により良いものにしようと意識しています。同級生とのディスカッションも、より充実したものになると感じています。
入学前に抱いていた「どうすれば英語が上達するのだろう」という疑問は、全授業が英語で行われる環境の中で自然と消えていきました。最初は言いたいことを英語にできないもどかしさもありましたが、少人数クラスで丁寧に指導してくれる先生や留学生のおかげで、ディスカッションで思いを伝えられるまでになりました。
また、異文化理解の授業の中で、実際に留学生たちとディスカッションをすることで、私たちが無意識にしている発言が誰かを傷つけることもあるということを実感し、どんな人と話すときもマイクロアグレッション(無意識差別)の考えを持ち先入観や偏見にとらわれず話すことの重要性を学びました。多様性が進む世の中でこのような授業を履修できたのは私にとってとても学びがいのある貴重な時間となりました。
掲載されている内容は2023年9月現在のものです。
MORE INFO. 関連情報