外国語として日本語を学び、教える難しさとやりがいを実感

TOYO PERSON

高校時代にアメリカへ研修へ行き、アメリカ人に日本語を教える機会がありました。その経験が面白く、心に残っていたことから、現在は「日本語教育学」を学んでいます。この学びを通じて、日本国内だけでなく、世界中に日本語教育を必要としている人がいることを実感しました。今後は技能実習生などに効果的な日本語教育実践や、タイの中高生に焦点を当てた研究に取り組みたいと考えています。

日本語教員養成プログラムにある「日本語教授法」の講義では、日本語文型に関する模擬授業に挑戦しました。日本で生まれ育った私にとって、「外国語としての日本語」と向き合うのは初めての経験。仲間や先生方と何度も話し合いを重ね模擬授業を組み立てました。実施後のフィードバックによってさらに良い授業にするための改善案を考える時間はとても充実しました。そして、学習者の立場に寄り添った考え方が少しずつできるようになってきたと思います。

掲載されている内容は2023年9月現在のものです。