私の研究テーマは「男女格差」について。教育や経済、政治などのさまざまな分野において男女平等に向けた取り組みが行われていますが、性別による格差は実際になくなってきているのかと疑問に思い、このテーマを選びました。現在は海外の事例と比較しながら、日本人の固定概念を含めた性別による待遇の差について研究を行っています。
2年次からは座学と現場実習を交互に行う「往還型実習」がスタート。特に心に残っているのが、言い回しや言葉遣いを少し変えるだけで相手に与える印象が大きく変わるということ。例えば、廊下を走る児童に対して「走らない!」ではなく「廊下は歩こうね」と言うと、相手がより受け取りやすい伝わり方になります。実際に現場で先生方の言動を見たことで、児童との接し方など大きな学びを得ることができました。
また、グループで行う模擬授業の内容を考えている際に、友人が提案した内容は児童にとって分かりづらいのではないかと感じましたが、実際に模擬授業を行った際に高評価を得ることができました。この経験から先入観や偏見にとらわれては新しく得るものがなかったと、とても勉強になりました。
掲載されている内容は2023年9月現在のものです。