学生・教員・職員にとって、一番有益なことは何か

TOYO PERSON

2001年4月入職。総務部広報課へ配属され、大学報作成やホームページ管理業務を担当。2010年6月、入試部入試課へ異動。広報・イベント運営・入試実施業務に携わる。2018年4月、 人事部人事課へ異動。職員採用・職員研修・各種調査業務を担当。

現在、担当されている業務内容を教えてください。

採用業務では、専任職員から嘱託職員の採用まで、幅広く担当しています。新卒者を中心とした専任職員の募集活動では、就職活動の動向を考慮しつつ、求める人材を確保できるよう、説明会やインターンシップ等を開催しています。これからの東洋大学を支える人材を選定するとても責任ある仕事だと思います。研修業務では、年数別・役職者別に必要なスキルを身に着けてもらったり、大学の国際化に向けた語学研修や英語学習への援助などを企画・運営しています。また、官公庁や外部機関から、教職員に関する様々な調査依頼が届くため、その対応も行っています。

仕事をする上で、大切にしていることは何ですか?

「学生・教員・職員にとって、一番有益なことは何か」を常に考えて、仕事に取り組んでいます。業務に慣れてきたり、難しい問題に当たった時、人間は楽な方法を選択しがちです。そうならないためにも「今関わっている仕事は誰のためにするのか」を意識し、大学にとって最適な判断をするよう努めています。また、大学は、文部科学省をはじめ各省庁の法令等に従って運営をしなければなりません。それらの動向を日頃からチェックして、時代に即した大学運営ができるよう意識しています。

学校法人東洋大学の魅力は何ですか?

世の中のニーズに合わせて、素早く対応できるところだと思います。私が職員になった当時から、キャンパス数や学部・学科数等は大きく変わり、その間、学部の都心回帰、入試改革、SGU採択など世間から注目される動きが多くありました。例えば、今では当たり前になっている、大学受験時の出願を完全WEB化したのは本学が先駆けです。様々な改革に、自分が携わることができることは、大学職員として大きな成長に繋がると思っています。

これまでの職員経験の中で、印象に残っているエピソードを教えてください。

陸上競技部が、箱根駅伝で初優勝した時が一番印象に残っています。広報課時代、毎年現地で取材したのですが、初優勝の年は、往路ゴール付近で選手の到着を待っていました。その年、東洋は優勝候補として名前は挙がっていなかったのですが、1年生の柏原選手が5区で圧倒的な走りを見せてゴールに現れた瞬間、鳥肌が立ったことを覚えています。この後、柏原選手は「山の神」として注目を浴びることになりましたが、その歴史的瞬間に立ち会えたことは、今でも誇りに思っています。

今後、東洋大学で実現したいことは何ですか?

「東洋大学で学べて良かった」という学生を一人でも多くすることです。学生は、決して安価ではない学費を払って学生時代を過ごします。その学生に満足のいく教育を提供することは当然ですが、充実した学生生活を保障することは、本人のみならず保護者、高校、ひいては一般社会にまで良い印象を与えることができるでしょう。また、満足度の高い学生は、卒業後様々な形で母校をサポートしてくれるはずです。

大学職員を目指そうとしているみなさんに一言お願いします。

少子化の影響もあり、教育業界は今まで以上に変革が求められます。その中で、大学は何ができるのか、職員に求められることは何か、じっくりと考えてみましょう。 また、皆さんがイメージする大学職員の仕事は、窓口業務が中心だと思いますが、それ以外にも多岐に亘っています。説明会や職員へのヒアリングを通して、様々な業務について知識を増やすことをお勧めします。

8:50 出勤
メールチェック、1日のスケジュールを確認。
9:00 内定者事前研修実施
新入職員を対象に外部講師によるビジネスマナー研修を実施。
13:00 昼休み
この日は内定者や研修講師とランチ。普段は、課内で食事をすることが多いです。
14:00 調査関係処理1年を通して調査が届くので、時間がある時に作業を進めておきます。
15:00 職員採用説明会の実施
新卒者向けに職員採用説明会を実施。毎回200名を超える学生が参加します。
18:00
退勤

休日はどのように過ごしていますか。

子供と公園などで遊ぶことが多いです。まだ小さくて動き回りたい時期なので、なるべく外出しています。また、国内外問わず、サッカー観戦するのも週末の楽しみです。月に1回程度、同僚とのフットサルに参加することもあります。

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掲載されている内容は2019年11月現在のものです。

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