高等学校

一貫コースの高校1年生が「物理トレセン兵庫」に参加しました

2024年11月16日(土)・12月21日(土)

一貫コースの高校1年生3名が、11/16(土)と12/21(土)に開催された「物理トレセン(トレーニングセンター)兵庫」に参加しました。

神戸大学にて

〇第1回(11/16

第1回は神戸大学理学部で開催されました。神戸大学の小手川恒教授のご指導のもと、磁石にくっつかないマンガン(Mn)とアンチモン(Sb)から、強磁性体であるMnSbを生成しました。また、生成した化合物がMnSbであるかどうかを確かめるために、X線回析を行い、理論的に予想される回析結果と合致するかどうかを検証しました。大学の研究設備を見学したり、大学以降の物理の研究に触れたりすることができたため、参加した生徒は大学での学びに関心が高まったようです。

 第1回_実験のようす2 第1回_実験のようす3(X線回析) 第1回_実験のようす1-1

〇第2回(12/21

 第2回は神戸高等学校で開催されました。小手川恒教授から「物質中の電子の振舞いと対称性」についての講義を受けた後、物理チャレンジ2014で出題されたホール効果についての実験を行いました。ホール効果は高校2年生以降で学習する内容ですが、どの班も試行錯誤しながら実験を行い、自分たちなりに実験結果を考察していました。また、最後に小手川教授から、自分たちで実験の失敗に気づくことの大切さなどについて教えていただきました。

第2回_講義 第2回_実験のようす1

第2回_実験のようす2 小手川教授の講評

第1回と第2回ともに大学以降の高度な内容も含まれていましたが、参加生徒は意見交換をしながら意欲的に取り組んでいる姿が印象的でした。

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