Vision
高等学校
教育理念・教育方針
考えるを、学ぶ。
本校の母体である東洋大学は、「諸学の基礎は哲学にあり」という理念を掲げています。
これを現代風にわかりやすく言うと、哲学とは「ものごとの本質」を追求するためのものであり、それが、すべての学問の基礎になる、ということです。
この多様化する現代社会で「ものごとの本質」を追求するためには、学問的な知識を習得するだけでは不十分です。問題を自分で見つけ出し、自らの頭で考え、自発的に行動し、自分なりの解決方法を提案できる「人間としての力」が求められています。
それを育むのが、本校がめざす哲学教育です。
知識を詰め込むのではなく、「考える」ことそのものを学ぶ。それは、グローバル社会であなたが未来を切り拓いていくための、大きな力になるはずです。
「グローバル人材の育成」に向けた3つの柱
哲学教育
ものごとの本質を追求するための「考える力」を育てます。
国際化
国際社会で求められる「自分の意見をはっきりと持ち、発信できる力」を育成します。
キャリア教育
社会人に必要な自立心を培い、「自らの進路を自分で考え、選択できる力」を育成します。
教育目標
教育方針
本校は「建学の精神」と「校訓」を基底に据え、家庭との連携を密にし、地域社会の要望に応え、国際化する社会の変化に対応できる有為な人材の育成を目標とする。
学校経営の重点
- 「建学の精神」と「校訓」を柱に据えた経営と教育を実践する。
- 徹底した生徒指導を基に、コースに応じた特色ある教育に取り組み、生徒一人ひとりの「自己有用感」を育む。
- 生徒の学力や進路に応じた教育課程を編成し、学力の向上を図ると共に、3年間を見通した進路指導体制の確立に取り組む。
- 東洋大学や卒業生・関係機関との連携によるキャリア教育に取り組む。
- 「生徒と教職員が共に成長し、常に進化する学校づくり」に励むとともに、より効果的な広報活動に取り組む。
- 全教職員で諸課題を共有し、意見表明と協働態勢で課題解決に取り組む。
- 教員の各種研修に取り組み、教師力の向上を図る。
教科指導
- 生徒の適性、興味・関心、進路希望によるコースの設置と教育課程の編成
- 生徒の実態に即した教材の精選と教育機器の活用
- 教科指導目標の明確化―到達目標の設定
- 言語力の育成に基づく基礎学力の充実
- 成就感を体得させる指導法の研究と実践
- 教科担当教師間の緊密な連絡と適正な評価の研究
- 東洋大学との連携授業の推進
- 規律があり、活気のある授業の実践
- 各種検定試験の実施
- 学習サポートシステムの活用
生徒指導
- 生活指導
(A)一人ひとりの生徒にその可能性を信じさせ、自己実現の意欲を起こさせる
(B)教師と生徒の心のふれ合う教育の実践
(C)校訓の生活化
(D)情報モラル教育の推進
(E)教師の研修 - ホームルーム指導
ホームルームは教師と生徒・生徒相互間の心のふれあいを通じて、人間形成をする場であり、また和気あいあいたる雰囲気の中でお互いが切磋琢磨する場であるとの認識に立って、年間指導計画のもとに有効な教育の場として活用する。 - 生徒会
生徒の自主活動を重んじ、上・下級生間の強調と友愛により、学校生活を明るく、規律正しいものとして、より良い校風づくりの推進母体とする。
進路指導
一人ひとりの生徒に自己の将来に希望と目標を持たせ、その達成のため努力するよう計画的・継続的に指導援助する
国際交流
国際化、情報化は急速に進展し世界はますます小さくなり、人々の関係は一層緊密になっている。
こうした社会にあって、平和的に共存していくためには、私たちは異文化諸国との一層の相互理解と国際親善に努めなければならない。また教育の果たす主要な役割はこれからの国際社会に活躍する人材を育成することにある。これらの教育理念の具体化を図るために、可能な限り望ましい教育環境を整え、国際理解教育の推進に努めることが大切である。
教育相談
生徒が学習、進路、友人関係、家庭関係および発達面において直面する問題への適応を促し、成長のための支援を行う。
人権教育
人権教育は人間尊重の精神を実現させるための教育である。この点、人間愛を教育の基本とする東洋大学建学の精神と軌を一にしている。したがって、本校が私学独自の校風を確立するためにも人権教育の推進は必須の課題である。そのために全教師が共通理解のもとに研修を深めるとともに学校教育活動全般の中で、生徒一人ひとりを生かす実践活動を展開する。
健康管理に関する指導
複雑な人間社会に処し、自己の生活を切り開くためには「豊かな心」と「たくましい体」を持った健康な人間でなければならない。生徒にこの道理を理解させ、自らの手で自己の心身を鍛えようとする意欲を高める指導を行う。