Overview
中学校 概要

考えるを、学ぶ。

自ら調べ、考え、計画し、行動できる子に。

“今の子どもたちの65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く”といわれるほど、社会変化の予測が難しい時代です。そのような時代を生きる子どもたちに必要なのは、十分な知識・技能に加えて、自ら課題を発見し、解決する力。それには他者との協働や新しい価値を創造することなども求められるでしょう。本校は開校時から「キャリア・フロンティア」で考える力と豊かな人間力を育み、「国際交流プログラム」で高いコミュニケーション力を持つ真のグローバル人材の育成に力をいれています。それらは、公立中学校よりも3年間で840時間上回る学習時間を確保しているからこそ出来る、時代を先取りした教育プログラムで、文部科学省が推進している「アクティブ・ラーニング」そのものです。もちろん大学入学共通テストにも対応しています。お子様の将来を左右する大切な中学校選び。ぜひ未来のチャンスを大きく広げるため、私たちにお任せください。

R5K_0188-2

東洋大学附属姫路中学校・高等学校長
上田 肇
Hajime  Ueda

建学の精神

諸学の基礎は哲学にあり

本校が理想とする3つの人間像

  1. 多様な価値観を学習し理解するとともに、自己の哲学(人生観・世界観)を持つ人間 
  2. 先入観や偏見にとらわれず、物事の本質に迫り、論理的・体系的に深く考えることのできる人間
  3. 社会の課題に自主的・主体的に取り組み、良き人間関係を築くことができる人間

姫路市内初男女共学中高一貫校

多様な価値観に触れて、心身ともに大きく成長する大切な6年間。男女の特性が響き合う共学校で仲間に囲まれ、個々の人間性がより豊かに育まれます。

中高一貫コース 中学校入学生は、高等学校進学後も高校入学生とは別のコースで学びます。
部活動 テニス、弓道、ダンス、科学、吹奏楽、書道、茶華道、他にもたくさんの部活動があります。
制服 スクールカラーのネイビーと鮮やかなパープルが織りなすコーディネート。
設備 新校舎はゆとりある空間と最新の設備を用意。トイレも快適さと清潔感にこだわった設計です。
セキュリティ

校門には警備員が常駐。姫路駅からは中学生専用スクールバスを用意。安心して学校生活を送れます。

東洋大学附属姫路中学校 10のアピールポイント

  1. 姫路市唯一の男女共学の中高一貫校です。
    男女共学で、2023年4月時点での男女比はおよそ6:4。中学校入学生は、高等学校進学後も高校入学生とは別のコースで学びます。 
  2. 定員90名の3クラス編成で、すべての授業できめ細かい指導が可能です。
    2022年度から募集定員を90名に増員し、一貫SPコースと一貫SAコースの2コース制としました。一貫SPコース1クラス30名。より探究的な内容を多く含み、最難関国公立大学を目指す力を育成します。一貫SAコースは2クラス60名。基礎基本の定着を図り、その上で発展的な内容へと学びを進めます。学年が変わるタイミングで生徒の希望と学力を考慮しコース変更が可能です。また、英会話の授業は、1クラスをさらに分割して授業を行います。また英語・数学の授業の一部にも、学年が進むにしたがって少人数の習熟度別授業をとりいれ、ていねいなフォローアップを行います。
  3. 中学3年間で学習指導要領を大幅に上回る教育課程を編成し、基礎・基本を押さえた上で、効率よく先取り学習を進めていきます。
    6年一貫教育の中で効率よく先取り学習をすすめ、英・数を中心とした中学校の教育内容は中学3年生前半までに、高等学校の学習内容は高校2年生までに終わらせ、高校3年生1年間は受験対策に全力を注げる態勢を整えます。
  4. 徹底した学習指導のもと、自学自習の習慣を身につけさせます。
    授業を行った後、中学生の完全下校時間(夏期、冬期とも18時00分)まで各自が教員の指導のもとで立案した学習計画に応じて自学自習を行い、「やらされる勉強」から「自ら取り組む学習」への転換を図ります。また毎日、登校後から始業時間まで実施する朝の学習の時間では、先取り学習に必要な語彙力を身につけるため小テストを実施したり、「朝の読書」の時間に充てたりし、授業前に勉強への意欲と集中力を高めます。
  5. 長期休業中には補習・講習で、学力の定着とさらなる向上を図ります。
    それぞれの学期の学習内容について、さらに理解を深める補習や、さらに発展的な学習内容を身につける講習を長期休業中には実施します。また学習習慣の定着を確認し、学習意欲の向上を図るため、学習合宿も計画しています。
  6. 「キャリア・フロンティア」を通じて豊かな人間力をはぐくみ、難関国公立大学に合格できるリテラシーを身につけます。
     「キャリア・フロンティア」とは、「物事の本質に向かって、深く考える」力をつける本校独自の教育プログラムです。文章で表現して伝えるという学習を中心にすえ、発表・討論等を通じてコミュニケーション能力を、さらに東洋大学などで行う「課題研究」等を通じて問題発見能力や課題解決能力の育成を図ります。本校では「キャリア・フロンティア」を通じて育成される「情報編集力」・「情報発信力」こそが、難関国公立大学合格に必要なリテラシーであると考えています。
  7. 国際社会で活躍できるグローバル人材の育成につとめます。
    グローバル人材の育成を目的とした「国際交流プログラム」を定期的に実施します。校内での英語レシテーション(暗唱)コンテストや英語弁論大会のほか、中学2年生では2日間英語で過ごすAll English Days、高校1年生では長期休業を利用した海外ホームステイなど、内容はさまざまです。「国際交流プログラム」や「キャリア・フロンティア」は、大学附属の中学校・高等学校だからこそ実現できる内容も多く、外部との交流の機会も豊富な独自のプログラムなのです。
  8. 部活動は全員参加が原則です。
    基本的に週3日は、顧問の先生と高校生の指導のもと部活動に参加します。よき先生と先輩の指導をあおぎながら部活動の運営方法なども学びます。

    ・運動部:勝利至上主義ではなく、あくまでも肉体的・精神的調和のとれた人間形成の一環としての部活動をめざします。
    バドミントン・陸上・卓球・テニス・ダンス・柔道・剣道・サッカー・空手道があります。
    ・文化部:豊かな情操や友情を育む人間形成の場としての部活動をめざします。
    ESS・茶華道・吹奏楽・コンピュータ・科学・囲碁将棋・書道・図書の各部があります。

  9. 安全でいじめなどのない学校生活を実現します。
    豊富なグループワークや、食育指導を兼ねた昼食の時間などを通じて、クラス内での良好な人間関係の構築につとめます。昼食はご家庭でお弁当の準備をお願いしますが、希望者や準備ができない日には食堂のお弁当を購入することもできます。
  10. 知徳体バランスのとれた生徒の育成をめざします。
    本校の生徒指導の根幹にある「生徒指導の三動詞」(「時を守る」・「場を清める」・「礼節を重んじる」)にもとづいた指導の徹底を図ることで、徳育の充実につとめます。また茶華道・礼法・テーブルマナー講習などを実施し、一流の所作やマナーを身につけさせます。茶華道や礼法など日本の伝統を学ぶことは、グローバル人材の育成に不可欠な要素でもあります。