



進路指導
キャリア教育の推進に向けて - 進路指導からキャリア教育へ -
週に3時間「自学自習」の時間を放課後に設け、自分で学習計画を立てて実行し、何ができ、何ができなかったのかを生徒自身が評価します。これにより、自分から学ぶ習慣が身につき、また、「できなかったことができるようになった」「苦手分野を自分の力で克服した」という実感が生まれ、次の学びへのモチベーションも高まるのです。そのために、自学自習のためのスケジュール帳「TOYO Life」を用意。各自の予定や目標などを毎日記入し、自ら学ぶ姿勢を身につけます。
キャリア教育とは
- 望ましい職業観・勤労観及び職業に関する知識や技能を身に付けさせるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる教育。
- 生徒一人一人のキャリア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成していくために必要な意欲・態度や能力を育てる教育。
本校のキャリア教育の目標
- 本校教育の特色として位置付け、本校が中学生、地域の人たちに「行きたい学校」「行かせたい学校」になることを目指す。
- キャリア教育を通して集団や個人への支援・援助的関わりが増えることによって、教師と生徒との信頼関係を強固にする。
- 生徒に夢や希望を育て、3年間の意義を認識させる。
- 学習への動機付けと意欲の向上を図る。
- 生徒の自己理解と進路への関心を図り、自分の進路の探索に取り組ませる。
- 生徒の勤労観・職業観を育成し、仕事の意義の理解と社会の一員としての役割を自覚させる。
- 生徒に将来の目標を持たせ、目標に応じた具体的な行動に取り組ませる。
組織・施設設備
- キャリア教育推進委員会の設置
- 施設設備の充実(進路資料室、進路相談室)
進路学習
- 年間キャリア教育プログラムの作成
- LHR、土曜日特別授業を活用して、クラス単位、学年単位で進路学習を実施する。
- 特色クラスの異学年交流(授業、座談会、共通テストなど)
- 夏休み進路課題(読書、進路研究、体験学習など)
進路説明会・講演会
- 新2、3年生のクラス・科目選択と進路について(生徒対象、保護者対象)
- 業者斡旋の進路説明会(生徒対象 各学年)
- 講演会・講義・懇談会(生徒対象)
- 希望者対象の各種進路ガイダンス(生徒対象 進学、就職)
- 育友会主催の進路研修会、育友会総会(記念講演会)
- 進路説明会(保護者対象 各学年で年1回)
学力向上及び各種学力テスト・検定等
- 本校独自の「学習の指針」作成
- 授業の充実(基礎基本の徹底定着)
- 補習・補講・3S(スクール・ステイ・スタディ)の実施
- 家庭学習支援(課題、個人指導、学習計画)
- 指導と評価
- 校内実力考査
- 全員参加の校外模試(進研模試 各学年2回)
- 特進及び希望者の校外模試(進研模試、全統模試)
- 英語検定、漢字検定、数学検定、PC検定
体験学習・インターンシップ
- 就労体験(ボランティア活動、長期休業中のアルバイトも含む)
- キャンパス見学、報告書
- 模擬面接の実施(3年間計画的に、進学、就職共)
- 求人票の見方、企業研究・インターネット検索、志望動機
- 就業証明書、報告書、体験レポート
進路資料作成
- 本校独自の「進路の手引」作成
- 進路希望調査、生活実態調査などの分析・課題など
- 各種校内外のテストの分析・課題など
キャリア・カウンセリング
- 学級担任による個別面談、保護者面談、三者面談(定期、随時)
- 教科担任による学習相談
- 進路指導部による学習・進路相談(随時)
- 教育相談部によるキャリア・カウンセリング(随時)
※内容は年度により変更になる場合がございます。
就職指導
就職希望者に対しては、進路指導部として主な取り組みを3つ実施しています。
1つ目は、週3時間の選択授業科目に就職対策科目を設定。うち2時間は大原簿記専門学校講師による質の高い授業を行っています。
2つ目は、就職希望者全員に夏季補習への参加を義務づけ、筆記試験(SPI試験含む)対策。
3つ目は、応募前職場見学会への参加を義務づけ、企業とのミスマッチの防止。
入社試験では筆記試験のみならず面接試験も行われます。そのための準備が非常に重要になってきます。
面接指導は本校教員で何度も行いますが、例年、入社試験直前には外部講師を招き、より本番に近い形で模擬面接を実施しています。
また、1学期は合同企業説明会、1Day Universityでは専門講師による講義、2学期には、社会人としての心構え等を学び、立派な社会人になれるよう指導を行っています。
これらの取り組みの成果により就職者内定率は、毎年100%を維持、更新しています。また、離職率も非常に低いことが本校卒業生の強みです。