「生命(いのち)と食」に関する総合的な教育研究拠点 新生「朝霞キャンパス」誕生

朝霞キャンパス1

朝霞キャンパス2

朝霞キャンパス3

朝霞キャンパス4

2022年1月より開始した朝霞キャンパス整備工事が終了し、2024年3月28日に新校舎竣工式を挙行しました。

4月には板倉キャンパスから、生命科学部・食環境科学部・生命科学研究科・食環境科学研究科、川越キャンパスから理工学部生体医工学科・理工学研究科生体医工学専攻が朝霞キャンパスに移転。新学科も開設しています。

理工学部生体医工学科は、生命科学部生体医工学科として生まれ変わりました。生物学・医学と工学を融合した学びを通して、医療・福祉・生活の質の向上を支える『ものづくり』に発展させます。高精度で安価な診断・治療システム、新薬あるいはヘルスケアテクノロジーの開発など、生体医工学の成果を通して、年齢・性別・地域を問わず、すべての人に健康と福祉を提供できる人財を育成します。

さらに生命科学部は、新たに生物資源学科を設置。安全で豊かな生活に欠かせない「生物資源」である植物と微生物について深く学び、それらの活用について先端研究を行います。人口増加による食糧不足や環境・生態系への影響が、大きな問題になっており、植物や微生物の生命現象を理解し、それらを活用することで健康医療問題や地球規模の諸問題の解決に貢献する人財を育成します。

食環境科学部は、フードデータサイエンス学科を開設しました。「フードシステム学」と「データサイエンス」との文理融合の学びで、食を取り巻く問題の解決に挑みます。食の歴史・制度・法律・文化に関する専門知識と共に、多種多様なデジタルデータの分析・活用スキルを獲得。社会で実践的にデータサイエンスを使って活躍し、データの力で食物の生産、物流、付加価値の創出、安定供給を支え、食の未来を創造する「フードデータサイエンティスト」を育成します。

生命と食の未来を考え、地球規模の課題解決に挑む3学科を新設し、朝霞キャンパスで学びを深める生命科学部と食環境科学部。

これからの生活様式を踏まえた教育研究に関する施設設備を充実させ、「生命(いのち)と食」に関する総合的な教育研究拠点の形成を目指していきます。

運動部のめざましい活躍

運動部1
「全日本ボクシング選手権大会」の各階級で優勝を果たした5名の選手。同大会ではこの5選手以外の選手も準優勝や3位と多くのメダルを獲得しました。

本学ボクシング部が2023年7月に開催された「関東大学ボクシングリーグ戦」で2連覇を成し遂げ、8月に行われた「第77回全日本大学王座決定戦」も2連覇、3度目の日本一に輝きました。そして、11月に行われた「全日本ボクシング選手権大会」では史上初となる5名の選手が各階級で優勝しました。2023年8月には相撲部が「第58回全日本大学選抜相撲十和田大会」の団体戦決勝で6年ぶり4回目の優勝を果たしました。また、アイススケート部ホッケー部門が「第96回日本学生氷上競技選手権大会」で2年ぶりに優勝しました。サッカー部は男子部門・女子部門ともにプロでの活躍がめざましく、在学中からJリーグの試合等に出場できるJFA・Jリーグ特別指定選手に認定を受けている学生も多く所属しています。今後も各運動部の活躍に、ぜひ注目してください。

運動部2
2023年度は5年ぶり2回目の全日本大学サッカー選手権大会の出場を決めたサッカー部男子部門。

運動部3
コロナ禍を経て4年ぶりに開催された本大会の団体戦にて、日本大学を破り4回目の優勝を果たした相撲部。

運動部4
関東インカレで敗れた明治大学に決勝戦で勝利し、雪辱を果たしたアイススケート部ホッケー部門。

マンガ「円了」第4話公開中

円了

東洋大学創立者である井上円了の人生をマンガ化しました。哲学者、教育者、仏教者、妖怪博士などの幅広く、いくつもの顔を持つ井上円了。その人生は、日本人の近代化、とりわけ明治という激動の時代を生きる人々に何が必要かを考え行動したチャレンジ精神に満ちた生涯と言えます。 

その生涯の一部をわかりやすくマンガで描き伝えます。激動の幕末から明治の時代を生きた円了がどのように成長し、何を思い哲学館を開設したのか。この機会に井上円了をより知っていただけたら幸いです。

現在、第4話まで東洋大学公式Webサイトで閲覧可能です。ぜひ、ご覧ください。

https://sites.google.com/toyo.jp/iecp-manga


漫画ユニット留守keyの作画担当 舩渡 正展 氏

今までは作曲家など歴史上の人物をマンガで描いてきました。今回は幕末から明治という激動の時代を生きた教育者円了を、ひとりの人間として描いてみたいと思います。全7話の長期連載企画です。応援よろしくお願いします。