For Alumni 大学祭実行委員会60周年
大学祭実行委員会60周年
挑戦と創造 〜これからの大学祭のあり方〜
今年も11月2日(土)、3日(日・祝)に開催される大学祭。
昨今のコロナ禍におけるオンライン開催を経て、学生たちはこれからの大学祭をどう創ろうとしているのか。
各キャンパスの実行委員長がそれぞれの想いを語りました。
各キャンパスの特色を最大限に活かす
國立 今年の委員長同士がこうして集まるのは初めてですね。
徳永 毎年同日開催なので、それぞれの特徴もわからないですよね。川越は理系ならではですが、研究発表に力を入れています。家族連れも多いので、子どもたちも楽しめるように工夫していますね。こもれび祭の知名度アップを目的に、Webラジオで定期的に情報発信も行っています。
古川 私は昨年まで板倉キャンパスでしたが、地域の皆さんと距離が近い大学祭でしたね。フィナーレに花火が上がったときは感動しました。
一同 打ち上げ花火!?初めて知りました!
古川 板倉では恒例だったんですよ。今年1年目となる朝霞の霞祭は立地的に難しいので、フィナーレで何をすべきか考えています。
坂本 昨年、赤羽台では1日目の最後にイルミネーションの点灯式を行いました。INIADではプロジェクションマッピングも検討しましたが、経費的にも技術的にも難しかったですね。
内田 赤羽台は、私が委員長を務めるWELLB・HELSPOと、坂本君のINIADという2つの部門がありますが、それぞれ学部の個性を活かした企画を展開しています。ホームページは情報連携学部のINIAD部門にお任せするなど、役割分担しています。
坂本 今年はもっと協力体制を築いていきたいですね。赤羽台はまだ歴史も浅いのですが、白山は60周年ということで、プレッシャーはありませんか?
國立 今も感じています(笑)。大きな節目なので、歴史を振り返りつつ、次につなげる。卒業生も学生も、地域の皆さんも楽しんでもらえるような2日間にしたいと思っています。
古川 朝霞の霞祭も第1回ということで、どのくらいの集客があるのか、今からドキドキしています。白山に比べて規模が小さい分、委員会のメンバーの協力が成功の鍵になると思っています。
徳永 川越も朝霞と同じくらいの規模感だと思いますが、心掛けているのは、周りを良く観察することですね。進捗状況はもちろんですが、各担当者の性格やメンタル面も把握することで、何かイレギュラーなことが起こっても皆で協力して迅速に改善できると思いますよ。
大学をより身近に感じてもらえる貴重な機会
坂本 コロナが収束して今年で3回目の対面開催となりますね。私は一度オンライン企画を担当したことがありますが、視聴者が数人で……、かつリアクションが目に見えないことが苦しかったです。対面だとお客さんの表情が見える。直接、フィードバックを得られる。それが大学祭本来の姿だと思うんですよ。実行委員会としてもモチベーションが上がりますし、何よりも「人とのつながり」が大切であることを再認識しています。
國立 オンラインだと実感が湧きにくいですし、対面開催は得るものが多いと思いますよ。昨年は、コロナ禍で活動の場が失われていた音楽系サークルのライブ企画「TOYO MUSIC FES 」を初めて開催しました。とても好評だったので、今年も開催する予定です。
徳永 対面のメリットは、大学を知ってもらえることだと思います。キャンパスを歩いて回って体験することで、私たちが何を学んでいるのか肌で感じてもらえる。受験生の皆さんも気軽に来てほしいですね。大学をより身近に感じてもらう意味でも、対面で開催する大学祭は貴重な機会だと思いますよ。
内田 そうですね。私たちはそれぞれが専門分野を学んでいます。大学生として主体的に、それぞれの専門性を活かした企画に取り組む。その結果、自分たちにとってもお客さんにとってもプラスになることが理想ですよね。
古川 大学祭は特別な日、地域にとってのお祭りだと思っています。普段接することのない人と同じ空間、同じ時間を共有できる。学生も地域の皆さんも一体となって楽しめる。対面だからこそできる企画を展開していきたいですね。
内田 今までのノウハウを活かしつつ、新しい風も取り入れる。自分たちらしい色が出せるといいですよね。
坂本 「過去も未来も含めて、一番盛り上がった!」って言われることが私の目標ですが、せっかくなので、キャンパス間で何かできるといいですね。
國立 そうですね。皆で協力して盛り上げていきましょう。
徳永 白山と川越はホームカミングデーも同日開催となりますので、卒業生の皆さんも楽しんでいただけるように頑張ります。ぜひ、お気軽にお越しください。
東洋大学 大学祭 2024年11月2日(土)・3日(日・祝)開催
第59回 白山祭
白山キャンパス 第60回 白山祭
テーマ:reborn ~新たな一歩~
白山祭は今年で記念すべき第60回となります。今年は会場全体のコンセプトを「昭和レトロ」とし、これまでの歴史と伝統を感じてもらいつつ、次世代につながる新企画にも挑戦する。そんな想いを込めて、テーマを「リボーン、新たな一歩」としました。
※ホームカミングデー同日開催
第14回 こもれび祭
川越キャンパス 第15回 こもれび祭
テーマ:Connection
節目となる第15回。地域住民の皆さん、そして卒業生の皆さんとのつながりをより強くしたいという想いから「コネクション」をテーマとしました。以前、好評だったフリーマーケットの復活をはじめ、たくさんの企画をご用意してお待ちしております。
※ホームカミングデー同日開催
第7回 赤羽台祭
赤羽台キャンパス 第8回 赤羽台祭
昨年は使用できなかった「HELSPOHUB-3」の3・4階に設けられたアリーナを、今年は有効活用できるよう検討しています。INIAD部門とWELLB・HELSPO部門がしっかりと連携し、昨年を上回る来場者数はもちろん、白山祭超えを目指しています。
朝霞キャンパス 第1回 霞祭 テーマ:幕開け
朝霞キャンパスが新しくなって開催する初めての大学祭。記念すべき第1回のテーマは「幕開け」です。過去に行われた朝華祭も参考にしつつ、地域の皆さんが心から楽しめる新企画を考えています。板倉・朝霞両キャンパスの卒業生の皆さん、ぜひお越しください。