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教職センター長挨拶

東洋大学で教職を目指す皆さんへ

                                 教職センター長 後藤 顕一

新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延は,想定・想像をはるかに超える事態を巻き起こしています。集い,語り,学び合う場である大学も,感染予防対策の観点から,学生諸君は入構すらできないといった,これまで経験をしたこともない事態になるなど,本来の機能が発揮しづらい状況が続いています。教職を目指す学生諸君にとっても,授業はWeb等を用いる方法となり、4年生は教育実習日程の大幅な変更を余儀なくされるなど,これまでにない環境で進められています。

このような状況にあってこそ,真の大学の底力が試される時だと考えます。学生諸君は,どのような困難があろうと,本学の目指す教職課程の理念に基づき,知恵を尽くし,努力を重ねて夢の実現を果たしていただきたいと願っています。

本学は、いかなる状況においても,教職員,組織が一丸となって,全力で教職を希望する学生の進路実現に取り組んでまいります。

 

本学が目指す教職課程の理念とは

 本学は,創設者である井上円了が掲げる「建学の精神」,「東洋大学の教育理念」「東洋大学の心」

を教学の理念としています。これらは,教職を志す者,教職に携わる者が生涯にわたり持ち続けるべき

根本であると考えます。

 本学が掲げる「建学の精神」は,「諸学の基礎は哲学にあり」,「独立自活」,「知徳兼全」です。

「東洋大学の教育理念」は,「自分の哲学を持つ」「本質に迫って深く考える」「主体的に社会の課題

に取り組む」であります。「多様な価値観を学習し理解するとともに、自己の哲学(人生観・世界観)

を持つ人間を育成する。」また,「先入観や偏見にとらわれず、物事の本質に迫る仕方で、論理的・体

系的に深く考える人間を育成する。」さらに,「社会の課題に自主的・主体的に取組み、よき人間関係

を築いていける人間を育成する。」という教えです。

 また,「東洋大学の心」として,「他者のために自己を磨く」「活動の中で奮闘する」を挙げていま

すが,「自分を磨くのは、人々のためにはたらくことができるようになるためであり、そのことを自覚

して学業に励む」「現実社会における活動の中にどこまでも前進してやまない」とあり,教職で身に付

けなければならない「心」そのものであります。

 これらは,何が起ころうが,社会の動向や変化がいかに激しかろうが,決して揺らいではならない

「礎」,東洋大学のいわば「魂」です。

 本学の教職課程では,それらを踏まえつつ,自分ならではの教育哲学を確立することとともに,教職

へのあこがれ,ゆるぎない強い志と覚悟,さらに,生涯学び続ける教員を目指し,高い理想を胸に,希

望を成就して教員としての責任を全うする教員を養成することを目指します。