Academics & Global 順次性のある体系的なカリキュラムの編成-カリキュラムマップ・科目ナンバリング-
カリキュラムの体系化
本学では、各学科のカリキュラムの体系性を明らかにし、学生が適切な履修計画を行うことができるよう、学位授与方針と各授業科目の関連性や履修の順序を示す「カリキュラムマップ」を2014年度以降、全学部で導入しています。
また、授業科目の学問分野領域と学修段階(レベル)を示す「科目ナンバリング」を導入し、順次的かつ体系的な学修への導きや、海外の大学との単位互換を比較的スムーズに行うことができるように国際通用性ある教育システムの充実に取り組んでいます。さらにシラバスでは各授業科目の学修到達目標の明瞭化に努めるなど、各学科の人材養成の目的の実現を目指して、カリキュラム全体と個々の授業科目の質保証に取り組んでいます。
カリキュラムマップ
本学で作成しているカリキュラムマップは、各学科のディプロマ・ポリシーを前提として、カリキュラムにおける授業科目間の系統性・関係性を図示化したフローチャートやダイアグラムと位置付け、学科の専門科目において学生に身につけさせる知識、スキル、態度などを抽出し、その知識等と各科目区分、授業科目との対応関係が分かるようにデザインしています。
カリキュラムマップは学生が履修計画を立てる際や、各学部・学科がカリキュラムをブラッシュアップする際に活用します。
カリキュラムマップ例(2014年度)
文学部日本文学文化学科
経営学部マーケティング学科
経済学部経済学科(イブニング)
理工学部都市環境デザイン学科
※各学科の最新年度のカリキュラムマップは、下記「各学科の教育課程表/カリキュラムマップ」のリンク先一覧から、ご覧ください。
カリキュラムマップ作成の様子
本学では、全学的なカリキュラム検討組織と各学部が連携し、教職協働のもと、全学を挙げてカリキュラムの充実に取り組んでいます。
科目ナンバリング
科目ナンバリングとは、授業科目の学問分野と学修段階(難易度)がわかるように各授業科目に番号を付して分類したものです。学生が授業の難易度や専門性に応じて授業を選びやすくなる、学士課程の科目全体を体系化できる、といった効果が期待できます。
科目ナンバリング(Course Numbering)は、海外の多くの大学で用いられています。科目ナンバリングを付与した本学のカリキュラムを国内外に示すことで、留学生をはじめとする他大学学生が学問分野や難易度に応じて授業を選びやすくなる、本学の学生にとっては国内外の大学との単位互換がしやすくなるメリットがあります。
科目ナンバリングの体系
各授業科目には、記号と番号がついています。
例: 科目名「日本文学文化と風土」(英文名:The Spiritual Climate of Japanese Literature and Culture)の科目ナンバリング
※詳しくは下記「各学科の教育課程表/カリキュラムマップ」のリンク先一覧から、各学科の教育課程表をご覧ください。
学問分野略号
①学問分野
科目の学問領域を示します。詳しくは下記「学問分野略号一覧」をご覧ください。
科目番号
②学修段階(レベル)
科目の学修段階・難易度を示します。
※ 教育課程表に記載されている配当学年(履修可能年次)と異なる場合があります。
- 主に大学1年生を対象とした授業(大学1年次レベル)
- 主に大学2年生を対象とした授業(大学2年次レベル)
- 主に大学3年生を対象とした授業(大学3年次レベル)
- 主に大学4年生を対象とした授業(大学4年次レベル)
- 大学院入門レベル
- 博士前期課程(修士)レベル
- 博士後期課程(博士)レベル
③通し番号
科目の並び順などの管理上の番号です。
学問分野略号一覧
東洋大学科目ナンバリング学問分野略号一覧(アルファベット順)_20250225 (721.4KB)