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先輩からのメッセージ(会計ファイナンス専門家養成コース:宮杉 賢さん)

ビジネス会計・ファイナンス専攻 会計ファイナンス専門家養成コース 博士前期課程修了 宮杉 賢さん  

※掲載されている内容は2020年9月現在のものです。  

Q.大学院に、進学しようと思った動機・経緯は?

>長年税理士事務所で働いてきた中で、20代で挫折していた税理士試験。仕事も忙しく半ばあきらめていたのですが、子供が大学を卒業した49歳のときに、もう一度チャレンジしたいという思いが強くなり、家族や勤務先のサポートを受けて勉強を再スタートしました。そして、2年間で2科目に合格し、3年目の受験をしたところで3科目目も手ごたえがあったので、大学院を受験しました。つまり、私の場合、大学院進学の直接の動機は税理士資格の取得のためです。それは年齢的なこともあり、資格取得までの時間を明確にし、その期間を全力で頑張ることのモチベーションとするためでした。また、多様化する顧客ニーズに応えられる税理士になるため、税理士試験の勉強では得られない租税法及び企業会計に関する実践的な知識を体系的に学びたいという思いもありました。

Q.なぜこの大学院を選んだのか?

金子友裕教授と依田俊伸教授というお二人の先生が連携して指導していただけることに魅力を感じました。そして、お二人とも租税法はもちろんですが、会計や中小企業といった分野にも幅広くご対応いただけると感じたことが決め手となりました。また、夜間および土曜日の開講と通学の便のよさも選んだ要因です。

Q.大学院の魅力は?

まず、税法の歴史的背景や立法趣旨、条文の解釈や判例の読み方などについての学習機会が得られることです。これらは税理士試験の受験勉強では触れることがほとんどなく、大学院ならではと思います。また、税法の内容について、なぜこのように規定されているのか、本来どのようにあるべきか、それはどうしてかなどについてゼミにおけるディスカッションを通して考えを深め、先行研究などを読み込んで論文執筆に必要な論理を整えるという作業は、大学院の最も魅力的な部分だと思います。

Q.大学院生活の中で辛かったことは何ですか?

授業の課題と仕事と試験勉強の両立です。

Q.論文の研究テーマ・授業の内容は?

「中小企業に対する事業税の外形標準課税導入に関する検討―応益課税の視点から―」というテーマで修士論文を執筆しました。

Q.指導を受けた「教員」との「エピソード」はありますか?

ゼミでは発表した課題や論文についてご質問やご指摘をたくさんいただき、次回のゼミまでに文献を読み込み考えて一定の答えをだすことの繰り返しの中で、自分の論文の方向性は果たしてこれでよいのか悩むことも多かったのですが、ゼミ後の飲食の機会などに方向性のヒントをお話しくださることも多く、私としてはもともと好きということもありますが、飲み会も研究の一環と思って楽しく参加させていただきました。

Q.大学院での学びが、今どんな形で役立っていますか?

税理士事務所における業務では、どの法律を基にどのように判断してどのような選択肢をお客様に提示したかを文書で残すことが重要ですが、大学院における論文執筆により論理的に考えて書く力が身についたと思います。

Q.今後、東洋大学大学院を目指される方たちへのメッセージを

是非、説明会に参加して先生方のお話を聞き、大学院における研究、論文執筆についての理解を深め、思いを強くもってください。社会人が大学院で論文を完成させるのは、時間の制約もあり簡単ではないと思いますが、思いが強ければ必ず成し遂げられると思います。

 プロフィール 

宮杉 賢さん                                 

税理士事務所に勤務する傍ら2015年から税理士試験に再チャレンジし、3年で3科目に合格。2017年秋学期から東洋大学大学院経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻で金子友裕教授のゼミに所属。2019年9月に大学院を修了後、2020年9月に税理士登録。2020年11月宮杉賢税理士事務所を開業予定。