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生命科学研究科 先輩からのメッセージ(野地 綾香さん)

生命科学専攻 博士前期課程2年 野地(のぢ) 綾香さん

掲載されている内容は2011年7月現在のものです。

写真:野地(のぢ) 綾香さん

自らの疑問を出発点に、 思う存分研究と向き合う。

Q. 大学院へ進学しようと思った理由は?

学部4年生のときに行っていた実験をもっと深く研究し、それに関連した知識をより身につけたいと思い、大学院への進学を決めました。
4年生当時の私は自分が行っていた実験状況に納得がいかず、このまま中途半端な思いで社会へ出てしまっても後悔しないだろうか? と悩んだ結果、自分で納得がいく結果を出すためにも大学院に進むことを決めました。

Q. その実験とは?

『香粧品類の抗菌力試験における簡易化法の開発』という研究テーマで実験しています。 商品の生産時または使用時に微生物が混入した場合どの程度抗菌性があるかを調べるために行うのが抗菌力試験です。
従来の試験は規定の方法で試験を行う必要があるのですが、さまざまな条件の検体を調べる必要があるため、人件費や時間、研究費などといったコストが莫大に必要となり、企業の負担となっています。この問題点を改善するために考案したのが簡易化法です。この方法が実用化されれば、大幅なコストダウンや時間の短縮化が可能だと考えらます。

Q. 野地さんが香粧品類に興味を持ったきっかけは?

昔から肌が弱くいろいろなトラブルを起こしやすかったので、肌に直接触れる化粧品や石鹸には気をつけていました。なのでその商品には何が入っているのか、それがどう作用しているのか気になりはじめたのがきっかけです。
また、この学部で微生物について学んだことで香粧品類と微生物には深いつながりがあることを知り、もっと深く学んでみたいと思いました。

Q. 実際に研究に没頭する日々を過ごしてみていかがですか? 

基本的にやりたいと思って取り組んでいることなので楽しいです。ただ時間と検体数がとても掛かる実験なので、なかなか思ったように実験が進まなかったり、結果が出ないときは不安や苛立ちを感じたりすることも正直あります。でも、改善を繰り返して得られた結果はいつも以上に嬉しいですね。
それに、研究施設も昨年新しくなりましたし、機器も十分整っているので、やりたい実験がスムーズにできて、私としては大満足の毎日です。

Q. 教室の雰囲気は?

アットホームな感じです。行っている実験はバラバラですが学年関係なく仲が良いし、実験の話から就活、趣味の話まで幅広くいろいろ話したりします。
それに外で先生や仲間と一緒に食事しながらお話しする機会も多いので、大変勉強になり楽しいです。

Q. 学部と大学院との違いで感じたことは?

大学院では、学部生とは異なり実験にかけることができる時間も大幅に増やすことができます。また、知りたいと思ったことを自分で自由に調べて学ぶ環境も十分整っていますし、学んで得たものを実験に活かせるのも魅力だと思います。それと、修士論文以外の実験を行うことも可能なので、本命の実験に行き詰まったとき、異なった実験を行うことで良い気分転換にもなるので助かっています。
自然と大学にいる時間も増えるので、大学関連のさまざまなことに携わることができます。また、先生と一緒に学会やセミナー等に同行したり、企業の方と合同で実験を行ったりするので外部の社会人の方と交流を持つ機会も増えました。そのおかげで大学にいるだけでは学ぶことができないさまざまなことや意見交換といった貴重な体験をすることができるという点も大学院における利点かと思います。

Q. 将来の目標は?

将来的にはやはり、化粧品に関わる仕事がしたいと考えています。
先生と大学の外に出て、いろいろな方とお会いしたりするうちに、安くて、かわいくて、そして安全な化粧品を作るには、化粧品そのものだけでなく、原料や香料やボトルなども重要な要素だと思うようになってきました。だから、今後はそうした分野を幅広く見ていきたいと思っています。

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