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生命科学研究科 先輩からのメッセージ(小倉 友里奈さん)

小倉 友里奈さん

自分に自信が持てたのは、大学院に進学したからこそ得られた収穫。

Q. 現在の研究テーマについて教えてください。

神経細胞に弱いストレスを負荷させることで、その後の強いストレスに対する抵抗性を高める「プレコンディショニング」という現象について研究しています。ラット由来の神経細胞を使用し、さまざまな実験を通して、そのメカニズムの解明を目指しています。

Q. その研究に興味をもったきっかけを教えてください。

祖父が認知症になったときに、認知症を完治させるような治療法がないことを知り、少しでも認知症患者の助けになるような研究をしたいと思い、この分野を選択しました。神経細胞に関する研究は、認知症だけでなく多くの難病の治療につながり、未知の可能性を秘めています。そこに大きな魅力とやりがいを感じながら研究に取り組んでいます。

Q. 研究室はどんな雰囲気ですか?

研究室のメンバーは、基本的に各自が異なるテーマで研究をしていますが、お互いの研究内容を報告し合ったり、テーマが近い人とは協力して研究を行ったりしています。また、学生同士のディスカッションも盛んで、そこから新しいアイディアが生まれることもあります。
研究の息抜きには、板倉キャンパスの施設を利用してテニスやバレーボールをしています。先生も一緒になって楽しんでいて、とても仲の良い研究室です。

Q. 東洋大学大学院の研究設備・環境はいかがですか?

実験機器が豊富に揃えられていて、自分がやりたいと思った研究ができなかったことはありません。一見無理なように見えても、既存の機器を探してみると対応できるものが必ずあります。板倉キャンパスは閑静で、とてものどかな雰囲気です。気が散らずに研究に没頭できる環境と言えるのではないでしょうか。

Q. 大学院生活の中で印象に残っている出来事はなんですか?

アメリカで行われた神経科学専門の学会に参加したことです。巨大な会場に数千人の研究者が一堂に会していて、そのスケールの大きさに驚きました。同時に、それだけ多くの人が研究しているにも関わらず、神経細胞についてはまだ多くのことが解明されていないということに、改めて生命の複雑さを思い知らされました。
私もそこでポスター発表を行い、研究内容に対して、海外の研究者の方から「面白いね」「もっとこうしたほうがいい」などと意見やアドバイスをいただき、とても有意義な時間になりました。この学会に参加したことで「自分の研究をもっと多くの人に知ってもらいたい」という気持ちがさらに高まりました。

Q. 生命科学研究科では、学生が主体となって国際シンポジウムを開催したそうですが?

そうなんです。海外の研究者をゲストに招き、同時通訳機器を使ってシンポジウムを行いました。広報活動や要旨集作成等の事前準備、当日進行などを学生が務め、私は現場責任者という立場で運営に携わりました。先生方や職員の方のサポートも大きかったのですが、計画を立てて現場を指揮するということは学部時代には味わえなかったことで、とても貴重な経験をさせていただきました。

Q. 大学院生活の中で、身についたこと、成長した部分はどんなところですか?

国内外の学会や国際シンポジウムなどの経験を通じて、なにより度胸がついたと思います。学部の頃は人前に立つと、緊張して何も言えないような性格でした。しかし、今では自分の研究内容をより多くの人に知ってもらいたいと思い、積極的に発表するようになりました。研究を通じて自分自身に自信が持てるようになったことは、大学院に進学したからこそ得られた収穫です。

Q. 今後の目標を教えてください。

大学院で学んだ知識と技術を活かして人の役にたてるような仕事がしたいと考え、それらを活かせる胚培養士という医療技術職に就くことに決めました。研究職ではありませんが、今後は大学院で学んだことを活かし、胚培養士として社会に貢献していければと考えています。

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