Graduate School of Life Science 生命科学研究科 板倉キャンパス

生命現象の解明を通して、
明るい未来を築く。

持続可能な社会構築の重要性が増している現在。生命科学は、地球環境の維持・改善、持続的な食料確保、先端的な医療・高齢化や少子化対策など多岐にわたる分野で大きな貢献が期待されています。

本研究科は、植物や農作物、極限環境で生育する微生物、動物の生理や健康長寿、環境保全と生物多様性など、多様な研究分野で世界をリード。大規模な研究プロジェクトや国際的な共同研究も活発に行われ、大学院生は最先端の研究に触れながら、国内外での研究発表を通じて研究力を高めることができます。本研究科は、生命現象の解明を通じて、明るい未来の構築に貢献し続けます。

Philosophy

生命科学研究科の先輩から
「哲学すること」を学ぶ

専攻

About

高度な知識に基づいて生命現象を理解し、
人類が直面する地球規模の課題に挑む

生命科学研究科では、生命現象を理解するための高度な知識を修得し、専門分野をより深く掘り下げる能力を身に着けます。そして、広い視野と高い倫理観を持って、人類が直面している温暖化、食糧不足、人口問題などのグローバルな課題に取り組み、地球社会に貢献できる人材を育成します。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

生命科学研究科規程はこちら (263.0KB)

【博士前期課程】
  1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか
    生命現象を理解するための高度な知識を修得し、広い視野と高い倫理観を持って人類が直面している地球規模の課題に果敢に挑戦し、地球社会に貢献する研究能力を持つ人材を養成することを目的とする。
  2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的
    広い視野と精深な学識および高度の専門性が求められる職業等を担うための卓越した能力を習得させることを目的とする。
【博士後期課程】
  1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか
    生命現象を理解するための高度な知識を修得し、国際的および学際的な広い視野と高い倫理観を持って人類が直面している地球規模の課題に果敢に挑戦し、地球社会に貢献する研究能力を持つ人材を養成することを目的とする。
  2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的
    幅広い視野を修得し、研究者として自立して研究活動を行い、その他の高度な専門的業務に従事する研究能力を習得させることを目的とする。
ディプロマ・ポリシー
【博士前期課程】

以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限・単位数等を満たし、修士学位論文または特定の課題についての研究の成果(特定課題研究論文)の審査及び最終試験に合格した者に対して、修士の学位を授与する。

  1. 生命現象を理解するための高度な知識を修得し、広い視野と精深な学識を身につけている。
  2. 人類が直面している地球規模の課題に果敢に挑戦し、地球社会に貢献する研究能力を身につけている。
  3. 高度の専門性が求められる職業等を担うための卓越した能力を身につけている。
【博士後期課程】

以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限を満たし、博士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に対して、博士の学位を授与する。

  1. 国際的な幅広い視野と生命科学の高度な専門知識を身につけている。
  2. 人類が直面している地球規模の課題に果敢に挑戦し、地球社会に貢献する研究能力を身につけている。
  3. 研究者として自立して研究活動を推進し、高度な専門的業務に従事する研究能力を身につけている。
カリキュラム・ポリシー
【博士前期課程】
  1. 教育課程の編成/教育内容・方法
    ディプロマ・ポリシーの達成のために、下記に示した「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を適切に組み合わせた教育課程を体系的に編成する。
    ①基盤教育科目
    基盤教養科目では、グローバル化に対応し、国際学会やセミナーにおいて海外の研究者と交流し、共同研究を推進する実践能力を身につけさせるために、『英語プレゼンテーション演習』、『科学英語ライティング』を配置している。また、生命科学に関する研究成果を広く一般社会人に理解してもらうためのプレゼンテーションおよびコミュニケーション能力を涵養するために、『科学コミュニケーション特論』、『科学コミュニケーション演習』を配置している。
    ②専門科目
    学士課程で養った教育を基礎として、生命科学研究の高度な専門性を要する研究開発能力を養うとともに、広い視野を持って幅広い学識を涵養するために、微生物、動物、植物など様々な生物の構造、生理、情報、機能制御などに関する科目およびこれらの生物と環境、生態系との関係に関する科目を各種『特論』として配置している。生命科学研究をリードし、それを応用して持続可能な社会の構築に貢献できる能力を育成する。また、指導教授が認めた場合は、他研究科の授業科目又は他大学大学院の授業科目の履修を可能とし、学際的な分野の学習や異分野交流の機会を提供する。
    ③研究指導
    研究指導科目として、『生命科学特別研究』および『生命科学特別輪講』をセメスター毎に配置している。『生命科学特別研究』では、自分の研究テーマに関する実験方法を理解した上で研究計画を立案、実行し、得られた研究成果を取りまとめて公表できる能力を養う。『生命科学特別輪講』では、研究テーマに応じた研究情報を収集し、その内容を理解し、その内容についてプレゼンテーションして議論できる能力を養う。これらの科目を通じて、研究者としての自立性並びに独創性を涵養し、学位(修士)取得を目指す。
  2. 成績の評価
    成績については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。
    ①授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
    ②研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。
    ③学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。
【博士後期課程】
  1. 教育課程の編成/教育内容・方法

    ディプロマ・ポリシーの達成のために、「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」の両方を組み込んだ科目として『生命科学特殊研究』『生命科学研究指導』をセメスター毎に配置している。

    士前期課程で養った高度な専門教育を基礎として、自分の研究テーマに関する実験方法を理解した上で研究計画を立案、実行し、得られた研究成果を取りまとめて公表できる能力を養う。実験データについて指導教員との討論を重ね、外国語文献を調査し、国内外の学会で発表、学術論文の発表を行い、自分の研究成果を正確に表現する能力を涵養し、国際的コミュニケーション能力を養い、生命科学を専門とする研究者としての素養を身につける。

  2. 成績の評価
    成績については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。
    ①授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
    ②研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。
    ③学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。
    ※論文審査基準等
    東洋大学大学院生命科学研究科論文提出基準等(抜粋) (401.6KB)
アドミッション・ポリシー
【博士前期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 生命現象とその応用を理解するために必要な高度な知識を修得するための基礎知識のある者
  2. 生命科学を探究する目的意識をもち、自ら問題点を見出し解決する能力のある者
  3. 生命倫理を尊重し専攻分野における高度な研究能力を修得するという強い意欲のある者
【博士後期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 生命現象とその応用を理解するための高度な知識のある者
  2. 専攻分野における高度な研究能力のある者
  3. 国際的な幅広い視野を修得し、自立して研究活動を推進する意欲のある者

キャンパス移転および2024年度からの研究科専攻体制について

2024年4月に生命科学研究科が、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。同時に、理工学研究科生体医工学専攻が川越キャンパス(埼玉県川越市)から朝霞キャンパスに移転し、生命科学研究科生体医工学専攻に改組します。

移転に伴い生命科研究科の専攻体制は2024年度から次の通りとなります。

  • 生命科学研究科生命科学専攻
  • 生命科学研究科生体医工学専攻

生命科学研究科生体医工学専攻に関するご質問は下記までご連絡下さい。
mllfinkyomu@toyo.jp (東洋大学板倉事務課 大学院担当)