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教育学専攻 先輩からのメッセージ(長島 達也さん)

教育学専攻 博士後期課程3年 長島 達也さん

(掲載されている内容は2015年6月現在のものです。)

長島さん写真

中小・中堅企業の組織開発、人材育成のコンサルティングに従事。

Q. 進学しようと思った動機・経緯は?

これまで人材開発やトレーニングに関わる仕事に携わることが多かったのですが、振り返って見るに、仕事を通じて身に付けたこと、自学したことでなんとか、かんとか乗り切ってきたなという感じがしていました。とても好きな仕事でしたので、48歳の年、残りの人生を考え、これまでの仕事で得た知識やスキルを理論的に整理することを思いたち、一念発起、大学院受験を思い立ちました。

Q. 大学・大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことは?

いかに自分が思い込みやあやふやな知識のままで仕事をしていたのかということに今更ながら気づいて愕然としました。また、学問にも基礎体(頭)力が必要なんだと言うことにも気づき、はるか昔の大学時代の時間がもったいなく感じています。

Q. なぜこの大学・大学院を選んだのですか?

教育学が学べることは勿論ですが、仕事をしながら通うために、土曜日と夜に学べるとこと、通学に便利なところが第一でした。そして、次に、大学として歴史があることです。これも案外、通学のモチベーションとなります。その当時は、東洋大学しか思い当りませんでした。

Q. 大学・大学院での学びを通して得たものは?

お恥ずかしい話ですが、曲がりなりにも学術書が読めるようになった、論文が書けるようになった、課題設定ができるようになったことです。これに30代に気が付いてチャレンジしていれば、もう少し違った仕事の仕方をしていたかもしれません。

Q. 現在の研究テーマについて教えてください。

研究テーマとして考えていたのは、組織人としてのビジネスパーソンの学びや成長という漠然としたものでした。大学院を受験する前には、経営学の分野である人材開発を学ぼうか、教育学の観点で成人の教育・学習を学ぼうか悩みましたが、どうせやるなら、大本でとの思いから教育学専攻を志望しました。
経営の観点で人を観ることに多少違和感があったのと、何といっても、人としての成長が関心の的だったこともあります。これは、自分にとって正解でした。
斎藤先生のゼミでは、それぞれ学生の研究テーマに沿ってテキストを絞り込み、丹念に読みこんで議論していくものでしたが、私のテーマは学際的であったにも関わらず、先生は常に教育学的視点で的確にアドバイスくださり、素晴らしいファシリテーションによって私に新しい研究視点を示してくださいました。
また、TA(交流分析)の専門家でいらっしゃる先生(篠崎先生)の講義が受けられるのも魅力でした。その頃、勤務していた会社の研修プログラムにTA(交流分析)の概念を取り入れたものがあり、専門家の先生にしっかり教えていただきたいと思っていたところ、まさにどんぴしゃでした。これで会社でこのプログラムを扱うのに非常に自信が持てるようになったと思っています。
その他、教育行財政学、教育学説史は、学部で教育学の専攻でなかった者にとってテキストを読みこむだけでも一苦労でしたが、これは教育学を学ぶにははずせないと感じています。

Q. おすすめの科目は?

学校教育研究演習

学校教育にという領域にとどまらず、広く社会における教育を各人の研究テーマに即して議論が深められます!

教育行財政学特殊講義 教育行財政学は決して簡単な分野でありませんが、教育とは、社会生活を営む誰もに関係があることだということを教えてくれます!
臨床教育心理治療法特殊講義 企業の研修プログラムで採用されるケースが多いTA(交流分析)を実践経験豊富な先生から学べます!

Q. 将来への展望は?

これからも研究をつづけ、企業に働くビジネスパーソンの学びやキャリアの形成をサポートする専門家となり、その仕事も現在の会社の柱のひとつにできたらいいなと考えています。

Q. お金のやりくり方法は?

ちょうど子供が大学を卒業するころと期を同じくしていましたので、そのまま学費を払い続けている感じです。

Q. 1日 のスケジュールは?

時間・時限  概要
8時30分出社 メールチェック、クライアントへのメール返信。
10時~ パートナーズミーティング、企画書の修正。
12時 昼食。

午後~

クライアント訪問。
18時30分 退社後、大学院へ。

  19時55分~

教育学研究指導。
23時 帰宅後、食事をしながら演習の振り返り。
1時 就寝。

Q. 東洋大学大学院を目指そうとする受験生にむけて一言メッセージをお願いします。

東洋大学大学院の教育学専攻には、教育に関わる仕事で社会の第一線で活躍されている方が、更なる成長を求めて研究に励まれています。特に教育の仕事に携わるには日ごろから学び続けることが欠かせませんが、東洋大学大学院にはそれに応えてくださる懐の深い、実績のある先生が方がたくさんいらっしゃいます。一緒に学びませんか!