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在校生、修了生が語る大学院の魅力(私法学専攻 武瑞樹 さん)

私法学専攻 博士前期課程1年 武瑞樹 さん

(掲載されている内容は2017年5月現在のものです)


自分に更なる投資を

武さん

Q.大学院に、進学しようと思った動機・経緯は?

 現代社会の抱える課題の解決策の糸口、私生活の法律関係を論理的に考察できる能力を大学院でのさらなる研究で磨きをかけたいと考えたからです。

 

Q.なぜこの大学院を選んだのか。

 最大の理由は、自身の論文テーマについて指導を受けることができる環境であることです。認知症高齢者だけの範囲ではなく、広く高齢者問題に精通なさっておられる教授の下、大学院での研究に励みたいと考えました。

また、東洋大学の図書の豊富さ、研究室等の設備の充実さなど、実際に研究する環境的な面も実際に自らの生活に合わせて、負担なく効率良く過ごせるかなども考慮し、総合的に判断して、本大学院への進学を決めました。

 

Q.大学院の魅力は?

 学部生の講義とは異なり、少人数での演習、講義となりますので、学生と先生との距離が近く、講義で扱った内容については細部にわたる検討を行い、自身の研究テーマについてより専門的な内容を学ぶことができ、論文作成に効率的な研究活動ができます。また、実務に精通なさっている先生方も多数いらっしゃり、学問的な学びとは別に実務に沿った専門的な学習もできる点も魅力の一つだと思います。

また、東洋大学独自の語学力向上プログラムも受講することができ、学内での受講となりますので日々の研究活動と合わせて効率よく語学力のスキルアップできる環境が整っています。

 

Q.大学・大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことは?

 研究の中で当初考えていた問題点とは別に、ときに別の観点からの検討の必要性を発見できることです。ある一定の先入観だけでなく、冷静な分析の重要性を学ぶことができました。

 

Q.大学院生活の中で辛かったことは?武さん

 基本は週に1回の判例検討の報告を行うのですが、ときに数回報告する週もあり、それらの準備のため一週間の時間の使い方に苦労しています。また、一つの報告には膨大な数の資料が必要となる場合もあり、、その資料収集の時間も効率よく行うことができるよう、心掛けています。

 

Q.論文の研究テーマ・授業の内容

 私法の中に位置づけられる民法学を専攻し、その中でも「財産法」を中心に研究しています。

テーマとしては、現在、我が国で進行しつつある高齢化に伴う認知症高齢者の事故・事件の損害の帰責先についてです。超高齢化社会への進行の中で、近年の最高裁の判決もより注目され、こちらの研究を進めることにより、我が国が抱える重要な社会問題を解決する糸口を見つけられていければと考えています。

 

Q.おすすめの授業や、教員を教えてください。

 1)民法演習Ⅴ 太矢一彦 教授

高齢者、介護問題に精通なさっている先生ですので、実際の介護施設の職員の方を交えての授業の際は、実務的な学びもでき、より専門的に知識の習得ができることも
魅力の一つです。

2)民法特論Ⅲ 芦野訓和 教授

事例検討、また事例に沿って幅広く知識を習得できるように、数々の文献、専門書を用いて進めていく授業で、幅広い論点の発見ができ、広い視野を養うことができる講義です。

3)民法演習Ⅳ 橋本昇二 教授

元裁判官であり、現在は弁護士として活躍なさっている先生で、日々の報告の中で実務の観点からの指導も受けることができ、学びの幅を広げることができる魅力的な講義です。

 

Q.大学院での学びを通して、今後目指したい姿や将来進みたい道などありましたら、教えてください。

 法学研究科で養ったスキルを社会で発揮できるよう、今後の研究活動でも力を入れていきたいと考えています。認知症高齢者事故、介護施設での事故などの実際の事例なども研究の中で検討を行い、現代日本社会が抱える課題を社会で解決できるようになっていきたいです。

 

Q.授業料や生活費の工面について工夫した点や、家族や職場のエピソードなどがあれば教えてください。

 これまでの貯金や、日々のアルバイトで学費や生活費を賄っています。

 

Q.現在の1週間、 または1日の スケジュールを具体的に教えてください。

講義、研究
講義、研究
講義、研究
研究、アルバイト
研究、アルバイト
学内語学講座
講義準備

 

Q.大学院で学びを考えている受験生にメッセージを一言。

 進学を機に新たなスキルを習得したい、学部生からの研究に磨きたいなど、各々多くの動機があると思いますが、これが正しいというものはありません。そのための自らの成長に必要な環境を、本大学院では整えることができます。大学を卒業したら就職という道もありますが、大学院に進学して将来の自分にさらなる投資することも意義があることではないでしょうか。ぜひ私たちと共に勉学に励みましょう!

 


 

プロフィール

武さん武瑞樹 さん

2013年3月 東洋大学法学部法律学科 入学

2017年3月 同大学院法学研究科私法学専攻へ進学