法学研究科 先輩からのメッセージ(佐藤 綾子さん)
色々な経歴・年齢の方が通っていますので、院生同士の交流も価値観を広げる良い刺激になっています。
公法学専攻 博士前期課程1年 佐藤 綾子さん
掲載されている内容は2015年6月現在のものです。
Q. 進学しようと思った動機・経緯は?
税理士試験の科目免除を目指して進学しました。
現在は在宅での仕事と育児をしながら通学しています。
Q. 大学・大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことは?
法学を学んだ経験がなかったので、法律の知識がいかに自分になかったかを知りました。
また、修士論文を書くということがそんなに甘いものではないのだなと分かりました。
Q. なぜこの大学・大学院を選んだのですか?
説明会での先生の熱心な姿勢にご指導を受けたいと思ったため。
育児があるので日中に通える大学院を希望していたため。
Q. 大学・大学院での学びを通して得たものは?
実務書や通達を読んで単純に作業するだけでなく、そのもとになる考え方が身に付いてきた(と思います)
また、先輩も含め、色々な経歴・年齢の方が通っていますので、院生同士の交流も価値観を広げる良い刺激になっています。
Q. 現在の研究テーマについて教えてください。
租税法では、先生から与えられたテーマ(判例研究や租税法の諸問題)について自分で論文形式でまとめて発表します。授業内ではクラスでそのテーマについて検討をします。修士論文を書くための練習となる授業です。
会社法や民法でもクラスの院生が持ち回りで、基本書の内容や判例研究をまとめ順番に発表をし、その内容について先生が解説をしてくださいます。
他、行政法や法制史など先生が講義形式で教えて下さる授業もあります。
Q. おすすめの科目は?
租税法 |
学問として学ぶことで実務の場面でも役に立ちます。 |
民法 | どのような仕事につくにしても民法の知識が必要だなと感じることが多々あるため。 |
会社法 | こちらも実務上で必須となるため。 |
Q. 将来への展望は?
論理的思考をもって顧客の問題を解決できる税理士になりたいと思います。
Q. 1週間のスケジュールは?
曜日 | 時間・時限 | 概要 |
---|---|---|
月 | 2時間目 | 民法特論 |
火 | 2時間目 3時間目 |
行政法特論 |
水 |
2時間目 |
租税法演習 法制史 |
木 |
4時間目 |
租税法特論Ⅰ 租税法特論Ⅱ |
金 | 授業なし (会社勤務日 |
Q. 東洋大学大学院を目指そうとする受験生にむけて一言メッセージをお願いします。
法学の知識がない学生に対しても先生方が熱心に指導してくださいます。
税理士試験を受験するのに比べて楽だということはありませんが、一生懸命取り組めばゴールがあるという点、
実務の上でも試験とはまた別の視点で役に立つという点でやりがいがあります。
また、公法学専攻には同じ目的を持った仲間が集まりますので、皆で励ましあって楽しく過ごせるのが良いところだと思います。