ライフデザイン学研究科 先輩からのメッセージ(麗麗さん)

福祉社会デザイン研究科ヒューマンデザイン専攻(子ども支援学コース) 博士後期課程3年 麗 麗さん

※福祉社会デザイン研究科は2018年4月 ライフデザイン学研究科へ改組されました

(経歴)
2008年 中国・内モンゴル師範大学 卒業
2015年 東洋大学大学院 福祉社会デザイン研究科 ヒューマンデザイン専攻 博士前期課程 修了
2016年 東洋大学大学院 福祉社会デザイン研究科 ヒューマンデザイン専攻 博士後期課程 入学

リリさん写真

 

Q. 進学しようと思った動機・経緯は?

私は、留学生として来日後、日本語学校で日本語を学びました。自分が学んだ日本語をいかして、大学で学んだ事をもっと深めてみよう、今までの理論的な知識を実践的にするために、日本にいるうちに身に付けておくことはなんだろうと常に考えていました。大学で教育学を学んだ私が、「自分はやはり、子どもにかかわる知識をもっと身につけたい」と決意した時に、東日本大震災にあいました。その時にはじめて私は、子どもを「支援する」、「サポートする」という言葉に出会い、私は大学院で子どもを支援することについて勉強し、研究したいと決めたことが進学のきっかけです。

Q. 大学・大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことは?

大学院で学んでいて一番気づいたことは、研究そのものに対して、新しい認識ができ、研究を進めるために掘り下げることの面白さです。事柄に対する新しい発見ができることの楽しさと達成感を味わうことができました。

Q.なぜこの大学・大学院を選んだのですか?

子どもを支援する知識を身に付けたいと進学する大学院を調べていた時期に、東洋大学のホームページでの「子ども支援学コース」、児童福祉分野で活躍されている先生に惹かれて本大学院を選びました。

Q. 大学・大学院での学びを通して得たものは?

まず、私は、自律性を身につけることができました。大学院の勉強は、主に研究することが中心になるため、常に自分の研究内容に対する自覚をもち、自分の研究を自発的に、自主的に進めていくことで、先生方から指導をいただきながら、研究がより明確になるかと思います。次に、自分の「考える力」がより良くなりました。研究に必要となる事柄を深く掘り下げていく中で、研究指導による思考力がトレーニングされ、考えるスピードとが上がったと思います。また、相手方にあらゆる情報をわかりやすく説明できるプレゼンテーション能力と根拠のある情報を発言することの大切さを身につけることができました。

Q.現在の研究テーマについて教えてください。

博士前期課程では、子どもの権利の視点から中国における農村留守児童の暮らしの現状と支援の在り方というテーマで修士論文をまとめました。博士後期課程では前期のテーマを引き続き、自分の出身地である内モンゴル自治区の農村留守児童の暮らしについて、現地でのフイールドワークや調査を実施しているところです。 私は、大学院の履修科目を履修しながら、大学院の先生方の学部の授業も傍聴したり、学部生のフィールドワークや被災地支援等にも携わったりしました。留学生としての私にとっては、日本の様々なことを学ぶには、自分の目でみたこと、自分で体験したことが理論的なものと照らし合わせて学ぶことができました。このような実践が大学院で自分の研究を進めるには、非常にリアル的になり、様々な面で現在も非常に役に立っています。 指導教員の先生は私の研究内容を指導するだけではなく、生活面やキャリア形成についてもアドバイスをしてくださります。研究指導は院生ゼミの時のみならず、お電話でも時間をとっていただき、いつも言葉の説明から、各国の状況等までを丁寧に教えてくださいます。

Q. おすすめの科目は?

子ども家庭福祉論 特に、大学院ではじめて児童福祉を学ぶ方や留学生におすすめです。
子どもの権利条約 児童にかかわることを学びたい日本人、特に、留学生におすすめです。

Q. 卒業後の展望は?

将来は、自分が日本で学んだことが日本の子どもたちを支援する力になればと思っています。また、母国の子どもに関わる方々に自分の研究視点や理念である子どもの権利を広げ、日本と母国の子どもに関わることの架け橋になれるよう、何らかの形で子ども支援に貢献したいと思います。

Q. 1週間のスケジュールは?

 
   
月曜日 授業 自習・研究日
火曜日 仕事(非常勤)
水曜日 ゼミ授業 研究指導
木曜日 仕事(非常勤)
金曜日 仕事(非常勤)
土曜日 自習・研究日
日曜日 自習・研究日

Q. 大学の各種奨学金・研究発表奨励金制度は利用していますか?

大学院生向けに、東洋大学独自の大学院奨学金、外部の奨学金等の給付型の奨学金があり、返還の必要はないのが院生の私たちは非常に助かっています。特に、調査する時に、調査に必要な経費を解決してくれるのが研究を進めるのに、とても役に立ちます。奨学金を申請するにあたって、学業成績が規定の点数以上であり、自分の研究内容が明確になり、研究を進める計画等がはっきりしていることが必要となります。申請したい方は、入学の際に、奨学金について色々調べて、最初から計画的に準備をした方がいいと思います。大学院生の場合、自分の研究していることを関連の学会や研究会等に発表する機会があり、そこで発表した本学校の大学院生に発表奨励金が給付されます。もちろん、奨励金申請や報告等の手続きをすませてからの給付となりますが、学生の私たちに非常に励ましになります。院生はぜひぜひ学会等の発表を目指し、自分の研究を進めた方が今後のキャリア形成に役に立つと思います。

Q. 働きながら大学院進学を目指す人へのアドバイスをお願いします。

仕事をもちながら大学院に進学している方が多くいらしゃいます。大学院生一人ひとりの状況に合わせてカリキュラムの調整ができる柔軟性が社会人あるいは、仕事をしながら大学院に進学したい方に非常にメリットとなります。職場の困りや解明できないことが大学院での勉強により、解決されるときもあり、大学院で勉強したものが職場で直接に活かせることもできるので、非常に充実した日々になります。大学院の進学を考えている社会人の皆さん、東洋大学大学院で勉強し、研究をすることは「間違いない」です。

 

 


掲載されている内容は2018年10月現在のものです。