ライフデザイン学研究科 先輩からのメッセージ(中馬亮さん)

人間環境デザイン専攻 博士前期課程1年 中馬 亮さん

(経歴)
2018年3月 東洋大学 ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科 卒業
2018年4月 東洋大学大学院 ライフデザイン学研究科 人間環境デザイン専攻 博士前期課程 入学

中馬さん写真

 

Q. 進学しようと思った動機・経緯は?

学部生時、愛媛県西予市明浜町狩江地区を調査地とし、地域住民と地域の維持を目的に、空き家の地域管理手法を研究した中で、地域を維持するには「居住継続が可能な環境」が 重要だと考えました。同時に、見聞を広め、専門的に高度な次元から様々な事象を多面的に捉え、分析する力を育み、自分のモノの見方・世界観を習得したいと考え、進学しました。

Q. 大学・大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことは?

様々な分野がより専門的になり、高度な知識を要する中で四苦八苦な日々ですが、先輩方や同学年の院生たちと意見を交わしあい互いに成長していく環境があります。

Q.なぜこの大学・大学院を選んだのですか?

学部時の研究を継続したいと考えました。また、本研究科の教員が調査地としている所に興味を持ち、その場に踏み込んで勉強をしたいと考え進学を決めました。

Q. 大学・大学院での学びを通して得たものは?

毎回の授業に新しい発見があり、今はそれを学べることが楽しいです。自分の研究でも、 専門知識が必要になる中で、自然とその知識が身についていることを実感しています。現在も通学中ですが、この環境にあることを感謝しながら、自分のモノ・世界観を習得して、 社会でそれを活かせればと考えます。

Q.現在の研究テーマについて教えてください。

学部時の研究を継続したいと考え、本学大学院への進学を決めましたが、調査地のように超少子高齢化が 進み、次世代継承が困難な地域は全国に点在することがわかりました。そこで私は戦後から住宅供給で活躍し、現在は建物の老朽化、地域コミュニティの衰退、少子高齢化が課題とされている都心型、郊外型の団地に焦点を当てました。上記のような問題が点在する団地ですが、子どもが成育するための場として捉えた場合、緑環境が豊富なこと、車通りが少なく、交通面において安全が確保されていること、遊び場が多いことなどから、成育の場としては魅力ある場だと考えています。そうした視点から、「子育て環境としての団地に対する評価と可能性」に関する研究を進めています。具体的には、団地周辺の子育て支援施設を利用する子育て世帯の方々に対し、アンケートを実施する予定です。団地内に限らず、団地外の子育て世帯が団地周辺の子育て支援施設を利用することに、団地が成育環境として良質な場である要因の一つであることが明らかになれば、居住促進につながるのではと考えています。

Q. おすすめの科目は?

建築計画特論 建築・都市の課題を発表し、意見交換を重ね、建築計画の知識、少子高齢化社会における都市環境の 整備課題、2020オリパラ等、社会的動向を様々な事例から理解し、建築計画に必要な事を学びました。
アクセシブルデザイン特論 日常生活における障がい者の情報バリアやニーズを学び、 ユーザビリティ評価を通して、アクセシブルなデザインに必要な事を学びました。

 

Q. 1週間のスケジュールは?

曜日  概要
月曜日 授業 1、3、4限目
火曜日 授業 5限目
水曜日 授業 1、5限目
木曜日 授業 4限目
金曜日 アルバイト
土曜日 アルバイト
日曜日 休養日

Q. 大学の各種奨学金・研究発表奨励金制度は利用していますか?

日本建築学会で研究を発表するにあたって、研究発表奨励金を利用しました。こうして発表することは自分の糧になると思います。ぜひ積極的にそのような場に行ってみては。

Q. 東洋大学大学院を目指そうとする受験生にむけて一言メッセージをお願いします。

自分のやりたいことを明確に決めた上で、見聞を広め、専門的に高い次元から物事を分析する場が大学院だと考えます。その上で、先輩や先生方とより密接に関わりあえる場は、見聞を広め、ご自分の考え方を確立する場として役に立つにではないでしょうか。私もまだ勉強中で助けられる事ばかりですが、日々の研究、授業では楽しく学ばせてもらっています。


掲載されている内容は2018年10月現在のものです。