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経済学専攻 博士後期課程修了 大沼 洋子さん

掲載されている内容は2009年6月現在のものです。

大沼 洋子さん
大沼 洋子さん

本学の経済学研究科を修了し、現在、民間の環境コンサルタント会社に研究員として勤務しています。今回、オムニバス講義「環境と社会経済」の教壇に立ち、日頃の業務からの開放感を味わうとともに、良い刺激となりました。院生時代の研究テーマは「企業内環境対策におけるインセンティブ構造」で、環境問題をより効率的・実践的に解決するためには、企業や業界に対してどのようなインセンティブを与えれば、民間が自主的に環境対策を促進できるのかという点を研究してきました。現在の勤務先は企業を対象にした環境コンサルタント事業を行っており、院生時代の研究テーマを社会で実践する機会に恵まれたと感じています。院生時代には、積極的に経済学・環境経済学の理論や先行研究を学び、自分の研究テーマを客観的に評価し、改善していく努力を行うことが重要だと思います。そのためには、紙の上だけで研究を進めることなく、国の審議会を傍聴したり、環境NPOの活動に参加する、あるいは企業が開催するセミナーに参加するといった行動を通じて、さまざまなアクターが社会の情勢をどのように捉えているかを肌で感じることも有意義だと思います。この研究科を通じて多くの研究者が生まれ、環境問題を確実に解決していくための同志を得ることを期待します。