
GRADUATE school of LIFE SCIENCE 生命科学研究科 生体医工学専攻 朝霞キャンパス
About
最先端技術を身に着け
ナノレベルの医療技術開発に貢献する
生体医工学専攻では、生命科学と医学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と技術の修得を目的とし、ナノ・センシングやナノマテリアル、免疫学、ナノテクノロジー、プラズマエレクトロニクスなどの最先端技術を学びます。生命・工学・環境・情報系の他専攻とも連携し、新しい時代に対応したイノベーションを生み出します。
生体医工学専攻の3つの特徴
01 工学により未来の医療・健康・福祉を支える人材の育成

21世紀の超高齢化社会を支える医療・健康・福祉分野の技術の創出を通じて、人間と社会に貢献できる人材を育成します。
02 生命医科学分野と医工学分野に加え工学領域を統合的に学ぶ

理学や医学で築かれた生命科学の知見と工学により発展した医工学の知見を融合し、未来の「ものづくり」に貢献する研究を行います。
03 最新テクノロジーや医学を横断的に学び、社会に貢献

「再生医療・医薬工学」「生体・医療情報工学」「健康福祉・医療工学」の三本の柱を横断的に学ぶことにより知識を深めます。
# こんなことも生体医工学専攻の学び
生物学・物理学・化学を中心とする理学領域と、生理学・免疫学・神経医学・医療情報学・分子生物学・薬化学等の医学・薬学領域、そして電子工学・機械工学・計測工学・放射線工学等の工学領域という異なる学問領域を背景に持つ多彩な教授陣が学生と一体となってそれらを有機的につなぐことにより、人間社会全体の持続的発展を目指した教育・研究を行います。

教員一覧
- M:博士前期課程・修士課程の研究指導担当教員
- D:博士後期課程の研究指導担当教員
教育の目的・3つのポリシー
- 教育研究上の目的
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【博士前期課程】
1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか
生体医工学分野における諸問題を実践的問題と捉え、理学的探求心を培い、自然界の営みに学び、環境に負荷の少ないエネルギー利用方法、環境と活動との共生、心身の健康管理・維持、体に負担の少ない医療・検査技術など、新たな方策を見いだせる人材を養成することを目的とする。
2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的
生命医科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と技術を習得し、問題設定・解決能力を習得させることを目的とする。
【博士後期課程】
1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか
生体医工学分野における諸問題を実践的問題と捉え、理学的探求心を培い、自然界の営みに学び、環境に負荷の少ないエネルギー利用方法、環境と活動との共生、心身の健康管理・維持、体に負担の少ない医療・検査技術など、新たな方策を見いだせる人材を養成することを目的とする。
2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的
リーダーシップと、生命医科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と創造的な研究能力を習得し、広い視野をもち、問題設定・解決能力を習得させることを目的とする。
- ディプロマ・ポリシー
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【博士前期課程】
以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限・単位数等を満たし、修士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に対して、修士の学位を授与する。
- 生命医科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における広い視野と専門知識や技術を修得している。
- 上記の知識と技術を基盤とした問題設定・解決能力を身につけている。
- 自身の専門分野における研究の意義を理解し、優れた研究能力を身につけている。
【博士後期課程】
以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限を満たし、博士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に対して、博士の学位を授与する。
- 生命医科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における高度な専門知識と創造的な研究能力を修得している。
- 広い視野をもち、問題設定・解決能力およびリーダーシップを身につけている。
- 研究者として自立して研究活動を推進し、高度な専門的業務に従事する研究能力を身につけている。
- カリキュラム・ポリシー
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【博士前期課程】
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基盤教育科目
基盤教養科目では、グローバル化に対応し、国際学会やセミナーにおいて海外の研究者と交流し、共同研究を推進する実践能力を身につけさせるために、『英語プレゼンテーション演習』、『科学英語ライティング』を配置している。また、生命科学に関する研究成果を広く一般社会人に理解してもらうためのプレゼンテーションおよびコミュニケーション能力を涵養するために、『科学コミュニケーション特論』、『科学コミュニケーション演習』を配置している。
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専門科目
生命医科学分野では、生理学、人体の仕組み、生体防御学といった人体の仕組みに関する学際的領域と生物流体力学、分子・遺伝生物学といった生物にかかわる学問領域の科目を、医工学分野では、医用システム工学、生体情報工学、ナノメディスン、量子ビーム医工学など細胞、分子レベルにおける医療技術に対応する先端工学領域の科目を各種『特論』として配置している。また、指導教授が認めた場合は、他研究科の授業科目又は他大学大学院の授業科目の履修を可能とし、学際的な分野の学習や異分野交流の機会を提供する。
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研究指導
研究指導科目として、『生命医科学特別研究』・『医工学特別研究』および『生命医科学特別輪講』・『医工学特別輪講』をセメスタ毎に配置している。これらの研究指導科目を通じて、生命医科学分野では、健康・生活の質向上に対応する学問領域の総合的な教育と研究を、医工学分野では、先端医療工学に関する総合的な教育と研究を行い、体系的に指導する。
【博士後期課程】
生命医科学分野では、生物に関わる学問領域および人体の仕組みに関する学際的学問領域の教育と研究を行う。生物流体力学、分子・遺伝生物学といった生物に関わる学問分野と生理学、人体の仕組み、生体防御学といった人体の機能に関わる学問分野を体系的に、コースワーク及びリサーチワークの両面から深いレベルで指導し、専門能力を養わせる。
医工学分野では、先端医療工学に関する総合的な教育と研究を行う。医用システム工学、生体情報工学、ナノメディスン、量子ビーム医工学など細胞、分子レベルにおける医療技術に対応する先端工学領域をコースワーク及びリサーチワークの両面から、体系的かつ十分な深さで指導する。
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- アドミッション・ポリシー
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【博士前期課程】
入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。
- 数学、生物学、物理学または化学の基礎的学力を有する者
- 生命医科学分野や医工学分野において必要となる論理的思考能力を有する者
- 生命医科学分野や医工学分野における問題設定・解決能力を修得することに強い意
欲を有する者
【博士後期課程】
入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。
- 生命医科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における高度な知識を有する者
- 専攻分野における創造的な研究能力を有する者
- 広い視野をもち、問題設定・解決能力およびリーダーシップを備えることに強い意欲を有する者