社会福祉学科

FACULTY OF SOCIOLOGY 社会学部 社会福祉学科
(2022年度より募集停止)
2023年度より赤羽台キャンパスへ移転※

※社会学部社会福祉学科は2022年度入試をもって募集を停止し、2023年4月より「福祉社会デザイン学部社会福祉学科」へ発展的改組いたしました。

※2023年4月より社会学部社会福祉学科の修学キャンパスは赤羽台キャンパスに変わりました。

※社会福祉現場実習に伴う各種申請書類はこちらからダウンロードしてください。

About

調査実習と演習を重視したカリキュラムで
「福祉の現場」をリードできる存在に

福祉の現場をリードできる学生の育成に力を入れており、それを支えるのが、1年次から4年次までのゼミナールと社会調査実習などの実務面を考慮したカリキュラムです。各自の関心に合わせて制度や政策、ソーシャルワークなどの援助方法を学ぶとともに、3年次の社会福祉現場実習では、実際に児童、障害児者、高齢者の施設や福祉事務所を訪れます。福祉の実際に触れることで、意識が一層高まり、学習や研究への取り組みもより意欲的になっていきます。

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

社会福祉学科は、ものごとを主体的に問うていく哲学の姿勢を基盤に、社会で生きる一人ひとりの権利を擁護し、社会資源を調整・開発する能力を有する人材の養成を目指す。以下の能力を有し、かつ必要な在籍年数および履修単位数を満たした者に対し、学士(社会学)の学位を授与する。

  1. 社会福祉学の価値と倫理および理論を習得し、社会正義に基づいたヒューマン・サービスを展開する力
  2. ソーシャルワークの専門的知識と技術を有し、多様な人たちとコミュニケーションを行い、協働・連携する力
  3. 社会福祉の制度・政策を分析し、社会資源を調整・開発する力
  4. 社会福祉学を基盤として、福祉社会を支える国内外のさまざまな活動を企画・運営する力
カリキュラム・ポリシー
社会福祉を専門に学んだ者には、ジェネラリストソーシャルワークの展開によって、個人が自らの幸福を追求するための社会的条件を整備することが求められている。そのことを前提に社会福祉学科は、社会福祉学の制度・政策論と援助・技術論の統合を視野に入れた講義・演習・実習・フィールドワークの有機的な連携を特徴とする教育課程の編成を行っている。まず、社会福祉の価値と倫理を基盤とした基礎理論を学ぶために、社会福祉の原理と政策、社会福祉発達史、ソーシャルワークの基盤と専門職等の科目を配置している。また、個人の尊厳を重視した支援を展開する能力を培うために、権利擁護を支える法制度をはじめとして、子ども、高齢者、障害のある人の権利論(社会福祉の権利)を設置している。さらに、地域福祉の推進、国内外の多様な領域でのサービスの展開、新たなニーズに対応したモデルの創造、現代社会の諸問題の解決のために、地域福祉と包括的支援体制、国際社会福祉論、ジェンダーと福祉等の科目を配置している。そして、すべての学生がフィールドでの体験、地域課題の調査・実践・分析等を行うために、3・4年次に、社会福祉学専門演習を置いている。社会福祉学科は、社会福祉学の学問的体系のもと、さまざまなフィールド等での体験、調査等に基づいた実証的な学習を重視し、社会福祉関連サービスの実践力・企画力の修得と、利用者の権利擁護のための批判的思考の涵養を目指した指導・教育を実施する。
アドミッション・ポリシー

福祉ニーズを有する市民が質の高い生活を営むことができるような専門的な支援を展開するために、社会福祉の明確な使命と専門性を有する人材が求められている。社会福祉学科は、このような要請に応えるため、グローバルかつローカルな社会で生きる一人ひとりの権利を擁護し、社会資源を調整・開発する能力を有する人材の養成を目指している。そこで社会福祉学科では次のような人を求める。

  1. 大学での学びに必要な高等学校卒業相当の基礎学力を有し、主体的に学ぶ姿勢がある。
  2. 人間存在に関心を持ち、積極的に他者と関わり、相互承認をめざす態度がある。
  3. 他者と協働し、協力しながら課題に取り組む意欲がある。
  4. 現代社会における社会問題や生活課題を発見し、人権と社会正義、多様性の尊重を基盤に、それらに向き合う意欲がある。