教員紹介(安宅 真由美)

安宅 真由美(Mayumi Yasumi)

専任講師(国際観光学科)

【略歴(プロフィール)】
-Brief Summary of Career(Profile)-

大学卒業後、日系航空会社に国際線客室乗務員としておよそ17年間勤務しました。その間にサービス訓練部の教官として企業内教育や訓練に携わりました。その後、複数の大学で非常勤講師として主にホスピタリティやキャリアデザインについての授業を担当し、また企業研修も多く実施してきました。その中で組織のコミュニケーションとマネジメントの関係を研究したいという気持ちが強くなり、大学院にて経営管理学を学びました。2020年、東洋大学国際観光学部の専任講師に着任し現在に至ります。

 

【研究分野(専門領域)】
-Research Field-

組織内コミュニケーションを研究テーマとしています。組織に関するコミュニケーションにはさまざまなものがあり、対外的なものと内部のもの、公式なものと非公式なもの、個人としてのものと組織としてのものなどに分類することができます。それぞれが組織文化に依存し、最終的に経営にも影響を及ぼしますが、その中でも組織の内部の対人コミュニケーションに焦点をあてて研究しています。できるだけ風通しの良いコミュニケーション文化にすることは、多くの場合、そこで働く人にも組織全体にも望ましいのですが、企業の統制という側面や人間の集団心理が働くことなどから、それを阻む要因が多くあります。個人が習得できるコミュニケーションのスキルとマネジメントの関与などについて研究しています。

 

【最近の主な研究テーマと活動内容】
-The Latest Research Theme and Activities-

組織内コミュニケーションの実情について、エアライン、特に客室部門でのコミュニケーションの実態調査をしています。また、医療現場での医療安全に関わるコミュニケーションのマネジメント方式とその普及の実際や、ホスピタリティ産業におけるサービス担当者のコミュニケーションの特性なども研究しています。キーワードは、アサーティブ・コミュニケーション、クルー・リソース・マネジメント、チーム・ステップス、ホスピタリティ・マネジメント、感情労働などです。

 

【主な担当科目】
-Main Subjects-

エアライン・サービス・マネジメント:
エアラインのサービスについて、業界特性、サービスマネジメントの理論がエアラインにおいて実際にどのように運用されているか、エアラインに特徴的な部門の紹介など

国際観光特別研究Ⅰ:
エアラインの組織内コミュニケーション、特に安全運航を堅持するために必要なコミュニケーションの考えについて。ヒューマンエラーを防ぎ、チームでミスをなくすという概念と、アサーティブ・コミュニケーションの実際について 

 

【受験生・在学生へのメッセージ】
-Message for Students-

エアラインのサービスの現場の理解を起点に、そこに含まれる要素として例えば、ホスピタリティ・マネジメントの考え方、異文化コミュニケーションの捉え方、組織内コミュニケーションのあり方、対人サービス業の課題などを引き出し、皆さんの興味を広げることを目指しています。授業で与えられることを習得するだけでなく、そこから自分の興味を広げ自発的にどんどん勉強していけるのが大学です。ぜひ、勉学でもその他でも積極的に取り組み、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。