教員紹介(東海林 克彦)

東海林 克彦
(Katsuhiko Shoji)

教授(国際観光学科)/副学長(教育担当)

【略歴(プロフィール)】
-Brief Summary of Career(Profile)-

1981年 新潟大学農学部林学科卒業
1983年

東京大学大学院農学農学系研究科修士課程修了

環境庁(省)入庁

1998年 東京大学博士(農学)取得

国土庁計画・調整局計画課専門官、環境影響評価審査官、施設整備事業計画専門官、
動物愛護管理室長、生物多様性センター長などを歴任後、2007年より現職。
2001年に(社)日本造園学会賞、2019年に田村剛賞を受賞。
主な著書(共著を含む)は、「自然環境アセスメント技術マニュアル(自然環境研究センター、1995年)」
「改正動物愛護管理法Q&A(大成出版、2006年)」、
「自然公園等における利用拠点の整備計画作成マニュアル((財)国立公園協会、1996年)」など。

 

【研究分野(専門領域)】
-Research Field-

造園学・自然環境学(観光レクリエーション計画論、景観論、環境評価論)

造園学・自然環境学は、都市公園や国立公園、街や都市、森林などの自然地域を対象として、快適な環境を実現するための計画やデザイン、観光やエコツーリズムなどの利用、動植物などの自然環境資源の保全と復元技術、各種のレクリエーション施設やリゾート・観光地の施設の建設技術に関することを学ぶ学問分野です。色々な学問分野にまたがる学際的な分野になっています。

 

【最近の主な研究テーマと活動内容】
-The Latest Research Theme and Activities-

持続可能な観光開発を可能とする景観の保全整備手法に関する研究:
景観は環境の総合的指標であるといわれており、地域の特徴を視覚を通して分かりやすく利用者等に伝える観光レクリエーション資源としても重要な働きをしています。このため、全国各地の観光レクリエーション地等においては、景観の地域特性を適切に活用し、また、持続的に利用できるように保全することによって、観光レクリエーション地の魅力の増加を図っている事例が数多く散見されているます。このような状況を踏まえて、地域特性を活かした景観の保全整備手法及び持続可能な観光開発のありかたに関する調査研究を行うため、各地の先進的な事例、制度及び利用者の意識・行動等についての調査を実施しているところです。
 

【主な担当科目】
-Main Subjects-

観光政策・余暇論:
観光立国推進基本法が制定され、観光⾏政の司令塔としての観光庁が発⾜して以来、観光振興はわが国の重要な政策課題となりました。これ以降の観光振興は、国家の成⻑戦略に位置づけられ、インバウンド振興、観光人材の育成、民泊の推進などの施策が実施されてきました。地方⾃治体においても、地域経済を牽引する役割が観光に期待されています。本講義では、国策としての観光振興を実現するために、どのような政策がどのように企画立案されて実施され、その成果と課題は何かを理解することを目的としています。また、ディプロマポリシー及びカリキュラムポリシーに即して、観光政策分野で必要とする知⾒と論理的思考力を理解できるようになることも⽬的としています。

 

【受験生・在学生へのメッセージ】
-Message for Students-

観光学は、楽しいけれども非常に奥の深い実学です。今の世の中は、色々な情報であふれかえっていて複雑で分かりにくくなっていますが、実社会と密接な関わりを持った存在である観光学を学ぶためにも、また、社会人として豊かな人生をおくるためにも、「実物に触れること」「実践すること」「論理的に思考すること」を通じて、物事の本質を見極める力を身に付けることが大切であると考えています。