教員紹介(古屋 秀樹)

古屋 秀樹(Hideki Furuya)

教授(国際観光学科)

【略歴(プロフィール)】
-Brief Summary of Career(Profile)-

埼玉県生まれ。1993年東京工業大学大学院理工学研究科修了。博士(工学)。筑波大学講師などを経て、2008年より東洋大学国際観光学部教授。専門は、持続可能な観光地形成、地域の観光振興、観光交通計画、観光行動分析、データサイエンス。ICTを活用した訪日外国人動態調査検討会委員、持続可能な観光指標に関する検討会委員、日本版持続観光な観光ガイドラインアドバイザー(観光庁)、日本観光振興協会客員研究員等を務めています。

 

【研究分野(専門領域)】
-Research Field-

1.持続可能な観光地形成
オーバーツーリズムによって、地域の環境、社会・文化、自然にマイナスの影響を及ぼす事例がみられます。それらをモニタリングしながら回避するための仕組みを考えるとともに、地域の関係者が対策に取り組むための合意形成方法について研究しています。

2.地域の観光振興、観光交通計画
誘客促進のための取り組みやその効果の推定について研究しています。具体的には、魅力的な都市・地域計画、観光誘客のためのDMO(Destination Management Organization)の運営・評価に関する研究に取り組んでいます。

3.観光行動分析、データサイエンス
携帯電話の位置情報データや観光庁が実施する大規模なアンケート調査などを用いて旅行者行動の把握を試みるとともに、SNSの書き込みデータを用いた旅行者の意向・評価特性を分析しています。

 

【最近の主な研究テーマと活動内容】
-The Latest Research Theme and Activities-

鎌倉を中心とした持続可能な観光地形成の検討、リゾート地開発の歴史的推移と社会・経済との関連性分析、感染症拡大抑制に向けた各種施策に対する人々の意向分析、エシカル(倫理的)消費とESG(Environmental, Social and Governance)投資、MR(Mixed Reality)を活用した観光振興、ソーシャルキャピタルが地域住民の幸福感に与える影響などについて、卒業論文に取り組んでいる4年生をサポートしています。学生のみなさんの深い調査・プレゼンテーションは大変興味深いものになっています。
これらに加えて、ビッグデータを用いた観光行動分析、観光振興のための施策による影響の推定とそれを用いたステークホルダーの合意形成のためのシステム構築を現在、研究しています。
 

【主な担当科目】
-Main Subjects-

観光交通論:
この授業は、3つの項目から構成されます。まず、「交通の移り変わりと観光との関連」では、明治から昭和初期までの鉄道整備や全国総合開発計画と社会資本整備(道路,空港など)との関係について触れます。次に、「交通施設の整備」では、交通企業経営・施設整備や事業評価を説明します。最後に、「交通需要予測」をマーケティング・サイエンスと関連付けながら、説明します。

観光調査・予測理論:
(1)アンケート調査を設計できる、(2)Google Formを使うことができる、(3)エクセルによるデータ分析ができる、(4)パワーポイントで調査目的・動機と関係づけた分析・結論を論理的に説明できる、以上を達成するために、自ら設定する調査テーマのもとでアンケートからプレゼンテーションまでを行います。

 

【受験生・在学生へのメッセージ】
-Message for Students-

社会の進化は早く、多様性も一層広がっています。しっかりと勉強・研究をするとともに、視野を広げながら、社会に貢献できる人材を目指して4年間過ごすことを期待します。