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学科代表者メッセージ

学科代表者:教授 スーザン フィオナ

グローバル・イノベーション学科(GINOS)は、複数の分野にわたる革新的なソリューションを実現できるグローバルな競争力のある人材を育成することを目的として、2017 年に設立されました。GINOS では、今日地球が直面している問題を解決する上での全人類間の対話の緊急性を認識する哲学を受け入れる、水平志向の個人の育成に努めています。2020 年、GINOS は, 国内初となる、気候と生態系の非常事態宣言を発表した学科となりました。GINOS の学生は、多様な英語を話す環境において、対話ベースの問題解決型カリキュラムに積極的に参加することで、リーダーシップを発揮する力を養います。さらに、GINOS は3 つの特徴を備えています。第一に、留学生と日本人学生を組み合わせることによって、交流と学習のための多様で健全なエコシステムを生み出します。第二に、すべての授業と活動の際の完全な英語環境、そして第三に、すべての国内学生を1 学期または1 年間留学させるという揺るぎないコミットメントです。私たちの大望は前例のないものですが、GINOSのプロトタイプは、異文化間の出会いを通じて得られた知識を統合し、それに基づいて行動することに専念した東洋大学の「旅する創立者」井上円了の約130 年前の時代にさかのぼります。

新しいキャンバスとしてのGINOS では、「旅して(Travel)、演じて(Play)、対話する(Dialogue)」、この3 つに基づいた教育のコラボレーションを奨励しています。TRAVEL を通じて、さまざまなバックグラウンドを持つ人々と協力してグローバルな起業家精神と社会的関与を通じ問題の解決能力を発達させます。このような能力は、さまざまな文化的、社会的、経済的、歴史的、環境的文脈において表現されているグローバルな多様性を実際に体験することで強化されます。国内の学生は2 年次に1学期または1 年間の海外留学を義務付けられます。東洋大学では入学して間もなく、”旅する“さまざまな機会が用意されており、GINOS と国際教育センターは、留学生を含むすべての学生に多くの留学の機会を提供しています。たとえば、Learning Journey to Experience Innovation では、学生はさまざまな国を訪れ、多数のグループと対話し、最終的にビジネスモデルまたは政策提言による問題解決を提案します。

第二に、学生はPLAY を通じて、多様な状況に応じ変化する役割を採用できる能力にコミュニケーションが依存することを理解するようになります。コミュニケーションを成功させるには、言語能力に加えて、プレゼンテーションを通じて人々を協働するように導き、さまざまな文化的背景の中で本意を理解してもらう方法を知ることが必要です。GINOS では、日本人学生がコミュニケーションのための英語力を身につけることができるようにTESOL 教授法に基づいたカリキュラムに加えて、演劇の訓練手法を用いたコミュニケーション・エクササイズなどのワークショップに参加する機会を学生に提供しています。学生は、独自の1 週間のトレーニングプログラム「CREATOYO」を通じて、クリエイティブエコノミーの分野において国内外のパートナーとのネットワークを築くこともできます。GINOS 学生自治会は、学生に学科と大学コミュニティを積極的にリードするさらなる機会を提供します。また、学生は、地球の多様な状況を柔軟に理解して問題を解決するための創造的な能力を高めるように設計されたダイナミックな教育の一環として、国際会議も開催します。2020 年、GINOS の学生は、さまざまな国からの参加者を含む初の東洋大学模擬国連会議を開催しました。

最後に、DIALOG を重要視することによって、ソリューションが実際に革新し実現化される可能性は、知的および社会的に他者と関わり合うスキル次第であることを学生が学びます。そのようなスキルを身につけるために、国内外の先進的イノベーション拠点への旅に乗り出し、国内の多様な学習の場に戻ります。留学生と国内学生のバランスの取れた組み合わせは、参加者がグローバル社会への持続的な関心を育むのに役立ちます。GINOS 学生は常に他者と対話することにより、「グローバル・アントレプレナーシップ」「グローバル・ビジネス」「グローバル・コラボレーション」の3 つの分野における問題解決について学びます。