アクティブラーニングへの取組み

取組みについて

総合政策学科はアクティブラーニング(能動的学習)を推奨します。ここではアクティブラーニングを積極的に取り入れた講義を紹介します。

① 特別講義Ⅰ

講師

諸伏雅代(モロフシマサヨ)先生  (SGU指定講義)

受講者の意見

古内かおり 岩瀬小波
「この授業は、あるテーマをもとに社会的問題点やグローバル視点から内容を考えます。 内容は全て英語のため、語学も同時に学ぶことができます。」 「この授業で使う資料は、全て英語です。英語といっても特別難しい表現はないし、先生はわかりやすく説明してくださるので、とても理解しやすいです。この授業は、宿題やレポートでも英語を使いますが、必修の英語の授業と違って、文法や単語を勉強するわけではありません。しかし、日本以外の国の食や文化を英語を通して学ぶ事が出来るのでとても充実していると思います。」
課題として作図したハンバーガー 課題として作図したハンバーガー
画像はそれぞれ課題として作図したハンバーガー

受講後の展開

受講学生起案した多様性社会へのメニューが、学内レストランのトレスダイニング(青山店長)で商品化され実際に提供されることになりました。(2017年7月3日から1日5食限定)
詳細はこちらの記事をご覧ください。

②澁澤ゼミナール

*オーディオブック制作の取り組み

講師

澁澤 健太郎教授(経済学部総合政策学科)

この取り組みについて

「満員電車でも本が読めたらいいのに。」

本好きな方は通勤・通学中にこんな事を思った人もいるのではないでしょうか。私たちはそう思ったのがきっかけで"本を聞ける"オーディオブックに関心を持つようになりました。
同じく読書好きの友人にこの話をしたところ、オーディオブックを勧められ、関心を持ちました。実際にオーディオブックを利用して、時・場所を問わず"耳で本を楽しむ"ことが出来るオーディオブックに衝撃と感銘を受け、自分でも制作してみたいと思うようになりました。そこで、澁澤教授のご協力のもと、私の提案に関心を持ってくれた嶋田さんにも参加していただき、制作することとなりました。文字や絵がなく音声のみの中で、いかに情景や心情を感じ取ってもらえるか、どのトーンで声をあてるのが聞き取りやすいのか、効果音はどこに入れるべきかなど、制作して初めて感じた苦労が多く、想像以上に大変でした。その分、完成形を聞いた時の感動は大きく、貴重な経験が出来ました。
日本ではまだまだ、オーディオブックの知名度は低く、書籍ほど最近のコンテンツも多くはありません。しかし、視覚障害者の方や手を自由に動かせない方など、オーディオブックならではの強みを活かせるフィールドは確実に存在します。今後、徐々に市場は拡大し、オーディオブックは普及していくと考えます。

高山英里佳  嶋田理佳

(2018年8月 総合政策学科澁澤ゼミナール所属3年)

オーディオブック

本書はアマゾンで出版中の「週末は大学で」原作:澁澤健太郎 をオーディオブック化したものである。