総合政策学科

FACULTY OF ECONOMICS 経済学部 総合政策学科 白山キャンパス

About

現実が直面するさまざまな問題を多岐にわたる視点から考察
より良い社会へ導く実践力を身に着ける

総合政策学科は、さまざまな経済問題を技術、社会、文化、政治、環境やメディアなどの問題と絡めて考えるなど、社会経済を幅広い視点で捉えるユニークかつ先進的な学科です。1年次から4年次まで、少人数制のゼミナールが必修になります。論文の書き方や研究発表の仕方といった基礎を身に付けた後、興味のある領域の専門分野を徹底的に学習。学生一人ひとりが自らテーマを設定し、経済学の基本理論をベースに社会問題への政策立案を行っていきます。

総合政策学科の3つの特徴

01 経済学を駆使して、政策課題を掘り下げる

経済学を駆使して、政策課題を掘り下げる

さまざまな政策課題について最新の状況を知るとともに、経済学を主なツールとして使うことで、その本質を掘り下げていきます。

02 4年間必修の充実したゼミ活動

4年間必修の充実したゼミ活動

4年間を通したゼミ活動で、指導教員や他の学生と密接なコミュニケーションを重ね、多様な視点を身に着けることができます。

03 現実社会に即して政策を設計・実践する

現実社会に即して政策を設計・実践する

現地調査やヒアリングなど現実に即した政策提言を行うことで、卒業後すぐに社会で活躍するためのスキルを身に付けることができます。

# こんなことも総合政策学科の学び

総合政策学科では、学生の現実社会に対する問題意識を起点に、それをどう解決するか追究していきます。経済学は、そのために必要なツールとして活用するとともに、他の学問分野も生かして現実社会の複雑な構造を知り、それを分析して解きほぐすことによって、また、ゼミ活動等を通じて学生の多様な意見や立場を理解することによって、実践を重視した政策提言や卒業論文の作成に結びつけていきます。

こんなことも総合政策学科の学び

教員一覧

こんな資格がめざせます

  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
  • 税理士
  • 公認会計士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士
  • 中小企業診断士
  • 宅地建物取引士
  • 通関士
  • 社会福祉主事(任用資格)
  • 販売士
  • 日商簿記1~3級
  • ERE経済学検定

※上記資格の一部は、卒業・単位修得以外に条件があるものを含みます。詳細は 取得可能資格一覧(PDF: 1ページ)をご確認ください。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

1.人材の養成に関する目的

経済学に基づいて、現実社会をより良い方向へと動かしていく意識と能力を身につけた人材を養成する。

2.学生に修得させるべき能力等の教育目標

経済学を基礎として、現実社会の問題を発見する能力、現実社会を分析する能力、他者とコ ミュニケーションする能力、そして、これらの各能力を基盤として、最終的に、政策提言能力を修得することを目標とする。

ディプロマ・ポリシー

総合政策学科は、最終的に「自ら考え、行動し、現実社会に貢献する政策提言能力を備えた人間」を社会に輩出する。具体的には、以下の5つの力を備えた人間を現実社会に送り出す。

  1. 発見・着眼力
    現実社会における本質的な問題を見抜き、課題を発見する力。
  2. 情報・知識力
    情報を収集・整理して、知識として活用する力。
  3. 分析・考察力
    検討材料に基づいて論理的に思考し、より確実な事実をつかみ出す力。
  4. 提言・実践力
    具体的な政策提言をまとめ、発信し、実践に結びつける力。
  5. 異文化対応力
    様々な思想・背景を持つ他者と意見を交換し、協力する力。
カリキュラム・ポリシー

総合政策学科では、複雑で変化の速い現実社会を対象として緻密な分析と先見的な洞察に基づく政策提言能力を短期間で確実に修得する。このために、効率的な学習と実践的な行動を可能とする体系的なカリキュラムを編成する。

  1. 修得すべき能力に基づく編成
    発見・着眼力/情報・知識力/分析・考察力/提言・実践力/異文化対応力という能力をバランス良く修得できる。
  2. 学習段階に基づく編成
    基礎/応用/発展という学習段階に応じて能力を向上できる。
  3. 実践段階を想定した編成
    作成/発信/実行という実践段階に応じて能力を向上できる。
  4. 政策分野に基づく編成
    地域・公共/生活・労働/環境・情報という政策分野ごとにまとまった見識を深めることができる。
アドミッション・ポリシー

総合政策学科は以下のような者を求めている。

  1. 高等学校で修得すべき公民、地理歴史分野を中心としたすべての科目の基礎学力に基づいて、現実社会に幅広く関心を持ち、より良くしたいという熱意と、積極的に関与する行動力を持つ。
  2. 自分とは異なる他者を理解し、受け容れ、協力する度量と、他者に働きかけて協力を得る力量を持つ。
  3. 将来を見据えて確実に成長するために、地道に努力を積み重ねる粘り強さを持つ。
  4. 当学科の教育理念に共感し、その目指す人物像に近づきたいという意欲を持つ。