東洋大学 大学歌
東洋大学の大学歌は、「校歌懸賞募集」によって選ばれました。大正13年6月、同窓会(在学生主体の組織)の学芸部が「一等金百円」として募集を行いました。そして12月1日、5名の選者の審査により校歌が決定、当選者は林竹次郎(林 古渓)。林は、明治32年教育学部を卒業後、歌人、漢詩人、国漢文学者として活躍し、今も歌い継がれる「浜辺の歌」の作詞者としても有名です。作曲は、山田耕筰に依頼しました。山田耕筰への依頼は、当時学友会(大正14年6月、同窓会から学友会へ改称)にいた、森康正(大正14年専門部論理学教育学科卒業)を通じて行われ、その自筆楽譜は、現在、日本近代音楽館に所蔵されています。
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