speciality
中学校
特色ある教育
グローバル探究
本校では以下に示す資質を備えた人材をこれからの時代に必要な「グローバル人材」と考え、その育成のために、総合的な学習の時間に5つの科目から構成される独自設定教科『グローバル探究』を実施しています。
- 伝統文化に裏付けられた日本人としてのアイデンティティーと主体性をもって行動できる
- 世界中の多様な文化を理解し、それらを尊重し受容して世界の人々と共生できる
- 世界中の人々と情報を共有し、分析して自らの考えを積極的に発言し、他者をリードできる
- 地球的課題に興味関心を持ち、かつ解決しようとする意欲・態度、解決力・プレゼンテーション力等をもっている
- 他者と協力しながら問題解決にあたり、柔軟にかつ粘り強く努力できる
- 知的好奇心と高い志をもち、自らの人生に積極的にチャレンジできる
- 哲学
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建学の精神である「諸学の基礎は哲学にあり」の思想に則り、ディベート、クリティカルシンキング、インタビュー訓練などの主体的な活動を通して思考技術を身につけます。
また学祖である井上円了博士の生涯とその思想についても,対話的な問いを通して学びます。- 学年内ディベート対抗戦(中学2年生)
- 国際理解
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中学2・3年生で行われる語学研修や校内スピーキングコンテスト、また文化祭での英語落語公演と連携し、英語でのコミュニケーションに向けた意欲的な姿勢を育てます。
また、グローバル人材に必要な多文化理解のための教養と自国伝統文化の体験的な理解を深めるプログラムを実施します。異学年をまたいで行われる校内Speakingコンテスト
- 創造祭(中学2年生・英語落語)
- 校内スピーキングコンテスト(全学年)
- キャリア
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自らの人生においてチャレンジする高い志を培い、それを実現するための資質・能力を育成します。 職業研究、学部研究などを通して自己理解を深め、社会的自立と職業的自立に向けた意欲・態度・能力などを育成して進路実現を図ります。
本校の英語教育
- 8割を超える英検合格率
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中学3年生の修了時までに、3年生の9割弱が英検3級以上に、4割が準2級以上に継続的に合格しています。
また全校受験しているGTECでも370点以上の生徒が、40名(全体の54%)という成果を残しています。
学校を挙げたグローバル教育の成果であると認識しています。3級以上
(中学修了)準2級以上
(高校中級)2級以上
(高校修了)2022年度 87.7% 56.8% 11.1% 2021年度 76.6% 23.4% 6.4% 2020年度 86.4% 45.8% 8.5% 2019年度 87.3% 52.7% 9.1% 2018年度 82.4% 40.5% 8.1% 2017年度 87.1% 50.0% 8.1% - 情報端末を用いた反復学習
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生徒が一人一台、個人所有している情報端末に音声教材を登録しています。
授業の進度に応じて、通学中などに各自が自分の理解度に応じて繰り返し聞くことができ、Listening・Speakingの能力の向上に大きく役立っています。 - 年5回のSpeaking Test実施
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ネイティブスピーカーを含む英語教員と1対1形式で会話してSpeakingの能力を測定する"Speaking Test"を毎回の定期考査と同時に実施し、英語の学習評価としています。
4技能をバランスよく育成することができます。 - 全校生徒参加によるSpeaking Skill Contest
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中1から中3まで全校生徒が参加するSpeaking Skill Contest "TOYO CUP"を開催しています。
全学年縦割りでチームを組み、海外研修を積んだ上級生のように喋れることを目指しながら会話に挑戦することで、Speaking Skillを向上させることができます。
(詳細はこちら) - 外部発表を通じての実力育成
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英語プレゼンテーションフォーラム、高円宮杯英語弁論大会、イングリッシュディベートなど、他校の中学生と切磋琢磨して腕を磨く大会への参加を推奨しています。
また文化祭や学習発表会でも、レシテーション、英語落語、英語での動画作成など、外部に向けた発表の場を設け、積み重ねた努力の成果を発揮する機会としています。文化祭 『英語で落語』
牛久市 中学校英語インタラクティブフォーラム大会(本校にて開催)
実績
令和4(2022)年度 英語プレゼンテーションフォーラム県大会 高校の部A部門 県教育長賞
※中高一貫コース高2生令和元年度 高円宮杯 中学生英語弁論大会 読売新聞水戸支局長賞
令和元年度 茨城県インタラクティブフォーラム 中学生の部県大会進出
平成30年度 茨城県インタラクティブフォーラム 中学生の部県知事賞(第1位)
平成29年度 高円宮杯 中学生英語弁論大会 読売新聞社賞
茨城県プレゼンテーションフォーラム県大会 高校の部A部門 県教育長賞
宿泊型研修
- 英語集中研修(中学2年)
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フィリピン・パナイ島にて英語だけを使って宿泊生活をする6泊7日の語学研修を行います。
語学学校での集中レッスンや体を使ったアクティビティ、ショッピングセンターでの実践などを通し、生きた英語の活用技術を身に付けます。
- 海外語学研修(中学3年)
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南オーストラリア州政府教育庁と提携した2週間のホームステイによる語学研修を実施します。
午前中は教育庁公認の教員による英語研修を行い、午後は現地の中学校で英語の授業を受け、文化交流を行います。
- 国内文化研修(高校1年)
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日本人としての教養を身に付けるため、歴史的な旧跡を訪れ、日本の伝統文化を体験します。
学んだ内容を英語で説明できる知識、英語力、表現力を身に付けることを目指します。
- 海外修学旅行(高校2年)
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シンガポールの現地の高校生や大学生と文化交流等を行います。
また、グループごとにシンガポール大学の学生と一緒に博物館や史跡等を訪れる「シンガポール探究」も計画。
それまで学んできた英語を駆使してアジアの友人をつくり、絆を育んでいきます。
講演会・生徒発表会
- グローバル講演会
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各界の最先端で活躍されている方から直接にお話をうかがうことにより、世界的課題に対する関心を深め、自身のキャリア育成に対する意識を向上させます。
- 銅メダリスト・野口啓代さんと対談」東京オリンピック銅メダリスト 野口啓代さん
- 英語落語・伝統文化芸能鑑賞」英語落語家 桂かい枝様
- 英語ディベート」翔凜中学校・高等学校 教諭 鈴木 エリン ブルーニ先生
- ディベート入門」全国教室ディベート連盟・神永誠様(H30)
- 英語で落語」大島希巳江教授(H29)
- 外務省での仕事」外務省北米局 柴田様(H27)
- 文化祭・学習発表会
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中学1年生 学習発表会
中学1年生の学年末には、総合学習および探究活動の集大成として学習発表会を実施し、論理的思考力、プレゼンテーション能力の向上を目指します。
文化祭(創造祭)
文化祭では英語落語発表、体験型ワークショップの開催などを通して、来場客とじかにコミュニケーションをとり、人と対峙する力を養うことができます。
英語落語発表
- 英語コンテストの参加・実施
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校内スピーキングコンテストの実施
年に1~2回、中学1~3年生の全生徒が参加するスピーキングコンテストを実施します。 英語力が向上するだけでなく、上級生が下級生を助けることにより、生徒たちが相互に思いやり学び合う態度が育成されます。
外部コンテストへの参加
英語での発表力・表現力の向上のために各種コンテストに挑戦しています。これまでに多くの生徒が優秀な実績を残しています。
- 令和4(2022)年度 英語プレゼンテーションフォーラム県大会 高校の部A部門 県教育長賞 ※中高一貫コース高2生(詳細)
- 令和元年度 茨城県インタラクティブフォーラム 県大会進出
- 平成30年度 茨城県インタラクティブフォーラム 県知事賞(第1位)
- 平成29年度 高円宮杯 中学生英語弁論大会 読売新聞社賞
- 平成29年度 茨城県インタラクティブフォーラム 県南大会進出
- 研究論文発表会
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5年間のグローバル探究の集大成として、高校1・2年生では「課題研究」の時間を通して自分で研究テーマを設定し、論文を作成します。 高校2年次には全員参加の発表会を実施し、英語で研究論文を発表します。
ICT教育
校内にWi-Fiを完備、中高全教室にはプロジェクターが導入され、授業はもちろんのこと、学校で行われる様々な場面でICTが活用されています。インターネットを活用して、深い知識を身に付けるとともに、社会に出てから必須な表やグラフ作成、プレゼンテーション力も今から身につけられます。本校のICT教育は学力の向上だけではなく、未来へ繋がる実践的なスキルを身に付けることを目的としています。
- ひとり一台のChromebook
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本校では、生徒一人ひとりが自分専用のデバイスとしてChromebookを所有しています。それによって、調べ学習やプレゼンテーションなどの質・スピードが上がり、学習理解度を効果的に高めることができます。また、教員からの資料掲示がオンライン上で行われるため、時間や場所を問わずに学習をスムーズに行うことができます。
- ICT教育の利点
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授業の理解度向上
プロジェクターを使用することによって、画像・動画といった、黒板では表現できないコンテンツを表示することができます。映像や音声などを利用するなど、視覚的に資料を提示することで知識を深めたり、生徒の学習意欲の向上を目指します。また、活用アプリケーションソフトとして「ロイロノート スクール」を使用して、プレゼンテーション学習など授業に活用しています。例えば、数学では図形を動かすことで視覚的な理解が深まったり、他の人の解答と比較することで、多くの視点からとらえることができ、思考力を養えます。
双方向の学習が可能
教師が生徒の解答などを一覧で確認できるため、生徒の理解度に合わせて柔軟に対応して授業を進めることが出来ます。また、生徒が他の生徒の解答をみることも出来るため、“学び合い、教えあう”という「対話的な学習」により、学習の定着度アップも期待できます。
教育活動の効率化
Google Classroomを活用し、学校からの情報を全生徒へ配信。また、担任からのHR連絡などのやりとりをしています。
また、Google Formsを使用して、小テストを電子化。その結果をデータとして蓄積しています。さらに、新型コロナウイルスの対策として、毎日の体温検査のアンケートなどを実施しています。