中学校

学年内ディベート対抗戦を実施しました(中学2年生)

2月24日,中学2年生「哲学」における「ディベート~格闘する知性~」の授業の集大成として,A組対B組,代表2チームずつによる対抗戦を実施しました。

否定側・肯定側に分かれて論拠をもとに議論を交わすディベートは,論理力・表現力の錬成に最適のゲームです。
生徒たちは12月から3ケ月にわたって取り組み続けてきました。
その中から投票で選ばれた,両クラス2チームずつによる対抗戦,テーマは「中学生以下のスマートホフォンの使用の禁止」です。

3か月間成長させてきた表現力と,積み上げた根拠資料を元にして,どのチームも力いっぱいの戦いでした。
観客として参加した他の2年生たちも,全員がその難しさや面白さを体感しているため,戦いの厳しさを肌で感じ取ることができます。
決め手の反駁が決まったときに観客席から「強えぇ……」の声が思わず漏れ出ます。

ジャッジに駆けつけてくれたのは,高校3年生の先輩です。
彼女も中学生のころからディベートに取り組み,知力に磨きをかけてきた生徒の一人です。
自分の経験談も織り交ぜながら,暖かくかつ冷静に中学生たちに向けたジャッジコメントを述べてくれました。

中2生たちはここから代表チームを組み,全国大会に向けて本格的に練習を開始します。
次に待ち受ける春の大会で,一つでも多く勝ち星を挙げられることを期待しています。

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