3月18日(水)、1年間の哲学教育の集大成となる「哲学の日」を実施しました。
この日、校内は一気に思索の空気へと切り替わります。1時間目、全校生徒が第1アリーナ(体育館)に集結し、まずは校長の挨拶で幕を開けました。続いて、附属校の仲間である牛久中高や姫路中高から駆けつけてくださった生徒のみなさんの紹介が行われ、附属校同士の繋がりを再確認する温かな拍手が会場に響きました。
報告会では、沖縄での哲学ゼミや坐禅体験、刑事裁判傍聴学習会、海外研修オランダプログラム,哲学ラボやアスペンジュニアセミナーなど、今年度生徒たちが挑んだ多様な探究活動の成果が共有され、その視野の広い学びに大きな拍手が送られました。
2時間目は各教室に分かれ、「哲学対話」を実施しました。ここでは高校2年生の内進生や哲学委員がリード役となり、まずは緊張をほぐすアイスブレイクからスタート。ホワイトボードに掲げられた「何を言っても否定しない」などのルールのもと、今年度の哲学エッセーコンテスト受賞作を題材に、正解のない問いについてじっくりと言葉を交わしました。教員も見守るなか、上級生が下級生の意見を丁寧に引き出す光景が見られ、学年を越えた深い対話の場となりました。
3時間目には再び第1アリーナへ移動し、哲学エッセーコンテストの表彰式を行いました。延べ22名の受賞者が称えられたのち、一般生徒の希望者4名と附属校の生徒2名が登壇し、今日一日を通じて得た気づきや自身の哲学観を堂々と発表しました。最後は校長先生からの講評を受け、生徒たちは各教室へ戻りました。最後に今日一日の思考の軌跡をコメントカードに綴り、2025年度の「哲学の日」は締めくくられました。この一日の経験は、生徒たちが自らの生き方を問い続けるための確かな糧となったはずです。



