冬期休業中の12月25日(木)~29日(月)、沖縄本島と座間味島における哲学ゼミ合宿を実施しました。
「より良く生きる」ことをテーマとする本校の哲学教育の中で、哲学ゼミは、特に実体験に基づいて物事を考え、判断する力を身につけるための大切な合宿です。
仲間とともに語り合い、学び合うことを通して一人一人が自分の価値観を見つめ直し、より良い生き方を求めて思索を深めることが哲学ゼミの目的です。生徒自らが「問い」を立て、思索し、論じ合うことで世間の常識や自己の価値観を問い直します。とくに「哲学ゼミ」では、学校の外に飛び出し、現場の空気、本物との出会い、生徒自身の体感をもとに学びを深めることを目指しています。
我々にとっての当たり前の日常がいかに尊いか、どれほどその日常を当事者が望んでいたかを知ることができ、より一層に平和の大切さが理解できたと感じました。悲惨な過去を知らなければ平和とは何かもわからない、どれだけ平和を望んでいても平和について考えることができない、そして何も発信することもできません。沖縄は、戦前、戦中、戦後、現在においてもなおさまざまな問題を抱えています。この沖縄が抱えている多くの問題点を調べ考え、そして実際に自分自身の目で見、考えを巡らせ、自分なりの意見を見いだしてきました。沖縄本島および座間味島は、このための絶好の地でした。
首里城、浦添グスク、糸数アブチラガマ 、ひめゆりの塔、平和記念公園、霊嘉手納基地、普天間基地、佐喜眞美術館、座間味島慰霊登山、93才の体験者との座談会、ビーチクリーン作戦など毎日さまざまなテーマで学習をし、夜にはその日の振り返りと対話をしました。現地の方々、観光協会の手厚いサポートがあり、素晴らしい合宿となりました。



