東洋大学京北中学校サッカー部では、現在、3年生は9月の「私学大会」に向けて、1・2年生は「新人戦」に向けて、それぞれに準備を進めています。
この夏休みは、実戦経験を積むために多くの練習試合を設定し、チーム全体で力をつけているところです。
そして実は、昨年の冬から、ブラジルでプロとして活躍した経験を持つコーチが指導に加わり、選手たちはより高いレベルのトレーニングを受けているのです。
今回は、そのコーチをご紹介します。
【コーチ紹介】横林 洋士(よこばやし ようじ)
2024年10月より、東洋大学京北中学校サッカー部のコーチに就任しました。
指導の中で私が大切にしているのは、サッカーを通じて「技術」や「戦術」だけでなく、人としての成長も育むことです。
まず大事なのは、基本的なボールの扱い方。どんなプレーも、土台となる技術がしっかりしていなければ始まりません。そこからサッカーの原則を理解し、個人戦術・グループ戦術へと発展させていきます。
試合で重視していることは、相手をよく見て、駆け引きを楽しめるようになること。そして、その駆け引きに勝てるように技術と戦術を深く掘り下げていきます。
しかし、私が本当に伝えたいのは、サッカーというツールを通じて仲間を思いやり、他人を尊重できる大人になってほしいということです。勝ち負けだけではなく心の成長もサッカーには詰まっています。
サッカーは、技術や戦術だけでなく仲間との絆や人としての成長を育む最高のスポーツです。グラウンドで思いきり走って、考えて、笑って、そんな時間をみなさんと共有できたら嬉しいです。
サッカー歴:浦和レッズユース → ブラジル(ニチカロンドリーナ → ミストボルドー → イビエマ → ラジェス)
資格:日本サッカー協会公認B級ライセンス、フィジカルC級ライセンス
指導歴:大人カテゴリーを中心に22年間指導