高等学校

「オランダプログラム」報告

期間休業中の9月25日(水)~10月2日(水)、オランダとベルギーを訪れさまざまな学び得る「オランダプログラム」を実施しました。このオランダプログラムは、生徒たちにとって貴重な学びと成長の機会となりました。以下、プログラムの概要と各活動の様子をご報告いたします。

1日目: オランダ到着とディスカッション準備

プログラム初日、生徒たちは長旅にもかかわらず元気にオランダへ到着しました。スキポール空港に到着後、異国の雰囲気に興奮しつつも、翌日のディスカッションに向けて英語の練習を行い、夕食後も最終確認を行うなど、熱心に取り組んでいる様子が見られました。

 

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2日目: ライデン大学訪問とグループディスカッション

オランダ最古のライデン大学を訪問し、日本語学科の授業に参加しました。生徒たちは、日本語ネイティブとして、発音や自然な表現を学ぶオランダ人学生の支援を行い、日本語を改めて外国語として捉え直す経験を得ました。その後、現地学生との市街散策や、2050年問題に関するグループディスカッション、成果発表を実施し、積極的な交流を行うことができました。大学生との意見交換は、生徒たちにとって大きな自信となり、異文化コミュニケーションの重要性を学ぶ場となりました。

 

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3日目: ブリュッセルでのEU議事堂と日本大使館訪問

ベルギーのブリュッセルにあるEU議事堂とベルギー日本大使館を訪問しました。EU議事堂では、フィンランド人ガイドによるEUの歴史や役割についての説明があり、生徒たちは多くの質問を通して積極的に学びました。その後、日本大使館で外交官と懇談し、国際情勢や外交の仕事についての理解を深めました。生徒たちは特に、外交官の明晰な態度に感銘を受け、「知りたい」という強い意欲を感じさせる場面が多く見られました。

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4日目: エラスムス大学とキンデルダイク風車群訪問

ロッテルダムのエラスムス大学では、日本人留学生の上地颯人さんとの対話を通じて、海外留学の意義やオランダの教育環境について学びました。生徒たちは将来のキャリアに向けた具体的な質問を投げかけ、上地さんからの率直なアドバイスに触れることで、留学への関心がさらに高まりました。午後はユネスコ世界遺産であるキンデルダイク風車群を訪れ、オランダの自然と文化に触れる時間を過ごしました。

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5日目: アムステルダム旧市街とアンネ・フランクの家訪問

アムステルダム旧市街では、アンネ・フランクの家を訪れ、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の歴史を学びました。その後、国立美術館やゴッホ美術館などの文化的なスポットを各グループで訪れ、歴史や芸術に触れる貴重な体験をしました。

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6日目: コーンハート高校での同世代交流

ハールレムにあるコーンハート高校では、現地の高校生との交流を行いました。生徒たちは積極的に英語でコミュニケーションを取り、文化の違いを超えて深い交流を楽しみました。この日の活動は生徒たちにとって特に印象深いもので、英語を使った実践的なコミュニケーションの重要性を強く感じさせる一日となりました。

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まとめ

オランダプログラムは、生徒たちにとって「自立と挑戦」の場であり、異文化理解やグローバルな視野を広げる貴重な機会となりました。生徒たちは、現地での体験や交流を通じて、自信と学びを深め、今後の成長に向けた大きな一歩を踏み出すことができたと感じています。

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