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建学の精神・教育理念・教育目標・教育方針

建学の精神

諸学の基礎は哲学にあり

東洋大学京北中学高等学校の前身である「京北尋常中学校」並びに東洋大学の前身である「哲学館」の創設者井上円了は、哲学は「思想錬磨の術として必要な学問」であり、人は肉体を錬磨するために運動や体操をするように、精神を錬磨するために哲学を学ぶ必要があると考えた。すなわち、哲学者を養成するのではなく、ごく一般の人々が哲学を学ぶことによって「ものの見え方や考え方の基礎」を身につけることを教育目標とした。

校訓

「夢」「努力」「実現」、そして「飛躍」「成長」

教育理念

本当の教養を身に付けた国際人の育成

建学の精神を尊重し、ものの見方や考え方の基礎を身に付けることに重点を置いた教育を行うことによって、自己の哲学(倫理観・人生観・世界観・真理の探究)を備え持って、世のため人のために尽くすことのできる人材の育成に力を注ぐことを本校の教育理念とする。特に、「より良く生きる」ことをテーマとする。

「本当の教養(知識の多さだけではなく、物事を俯瞰して観る力、深く考える力、物事を様々な面から捉えられる豊かな心、他者の立場を理解して行動する思いやりの心を備えた教養)を身に付けた国際人の育成を目指す。」を目的とする。

教育目標

  1. 哲学を基盤として、自問自答することを怠らず、自ら考え判断し行動する態度を身に付けることを教育の旨とする。
  2. 社会に有益な人材として、自ら進んで社会に貢献する態度を身に付けることを教育の旨とする。
  3. 豊かな心を持ち、他者のことを考え、日本人としての誇りを大切にしつつ、世界の人々と適切なコミュニケーションを取る態度を身に付けることを教育の旨とする。
  4. 好奇心と向上心を持ち、常に学び続けることを怠らない姿勢を身に付けることを教育の旨とする。

教育方針

  1. 自己の哲学(倫理観・人生観・世界観・真理の探究)を持つ人材を育成する。
  2. 初心を忘れずに、学び続ける人材を育成する。
  3. 他者の考えを尊重し、自他共に幸せを求める人材を育成する。
  4. 自国を愛し、国際人として国際社会で活躍する人材を育成する。

心がけ

正礼し 正聴し 尽瘁すれば 不可無く良生なり
  1. 礼儀正しくし、挨拶をしっかりすること。

  2. 先ずは、人の話を真摯に聴くこと。

  3. 自分の労苦を惜しまずに、何事に対しても一生懸命に取り組むこと。

    そうすれば

  4. 不可能だと思われることも、可能にすることができる。

    そして、日頃から

  5. より良く生きることを考えて行動すること。

目指す学校像

  1. 夢を描き、生徒一人一人が夢を実現する学校。
  2. 日本の伝統・文化をよく理解し、世界の人々とコミュニケーションを取り、協力して課題を解決できる人材を育成する学校。
  3. 国際人として世界で活躍する人材を育成できる学校。
  4. 豊かな感性を有し、人に対する思いやりを持って、社会に貢献できる人材を育成する学校。

育てたい生徒像

  1. 自己の哲学(倫理観・人生観・世界観・真理の探究)を持って行動することができる生徒。

  2. 夢や目標を持ち、その実現のために困難をも乗り越えて努力することができる生徒。
  3. 一生涯にわたり、真理を探究するために学び続けることができる生徒。
  4. 日本を理解するとともに、世界の国々を理解し、世界の人々と協力し合うことができる生徒。
  5. 豊かな感性を備え、人に対する思いやりを大事にする生徒。

指導指針

  1. あいさつ、思いやりなど、礼儀を身に付ける。
  2. 学ぶ姿勢を身に付ける。
  3. 自ら考え判断し行動して、目標達成や課題解決をすることができる力を身に付ける。
  4. 国際教育を重視し、国際人になる資質・能力を身に付ける。
  5. 教科・科目の学力向上を図り、希望する進路を実現できる学力を身に付ける。
  6. 部活動や学校行事を通して、切磋琢磨するとともに、協力し合うことの大切さを学ぶことにより、バランスのとれた健全な精神と健康な体を身に付ける。

指導事項

  1. 学習指導を重視し、学力向上を図る。
  2. 生活指導を重視し、あいさつ・身だしなみ・時間厳守など、生活規律を身に付けさせる。
  3. 国際教育を推進する。
  4. 進路指導を重視し、生徒一人一人の夢や目標を実現させる。

教育重点事項

  1. 建学の精神に則り、倫理観と社会貢献の心を育成する。
  2. 英語力を身に付けるとともに、国際社会で活躍する人材となるよう、学校設定教科「国際教育」を設置する。

  3. 国公立大学・難関私立大学等に合格する学力を身に付けることができる教育課程(カリキュラム)を編成するとともに、長期休業日を中心とする講習を設定する。
  4. 国語の授業の中で、論理的な思考力を育成するための指導を重視する。
  5. 国語・英語の授業を中心とし、言語活動を充実させる。