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中学校 教育の特長

 

教育の三本の柱

哲学教育

建学の精神である「諸学の基礎は哲学にあり」に基づき、「より良く生きる」ことを求めて哲学的に生きる力を養います。中学では週に1時間の「哲学」の授業を設定し、生徒一人ひとりが自ら考え、また論じ合うことにより、自問自答する力「哲学的に考える力」を養います。
人類の叡智に学び、多様な価値観を理解しつつ、他者とともに生きる自己の人生観、世界観を築く人材を育てます。

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哲学教育の目的

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哲学の語源はギリシャ語のフィロソフィア、その意味は「知を愛する」ということです。これは知識の豊富さ、博学さを指す言葉ではなく、あたりまえの日常に対して驚きや関心を持ち、あらゆる物事について前提から問い直し、真理に迫ろうと「探究すること」を意味します。したがって哲学教育とは、既成の哲学・思想についての知識も動員しつつ、何事に対しても「なぜそのように言えるのか」「そもそも○○とは何か」「それ以外の考え方はありえないのか」と常に問い続ける姿勢を育むことであると私たちは考えます。

一般に「自分で考え、判断し、行動する」ことが大切であるとは言われるものの、人は誰しも生まれ育った環境や時代の影響を受け、ややもすると狭く偏った視野に囚われてしまいがちです。したがって私たち一人ひとりの経験から導かれる結論は、狭い世界に閉ざされた独断や偏見に陥るおそれがあります。こうした思考の囚われを乗り越えるために、先哲の英知と他者との対話によって自己の生き方や社会のあり方を俯瞰し、自ら価値観を陶冶する力を育むことが、東洋大学京北中学高等学校の哲学教育の目的です。

学祖井上円了の想い[思惟と実践の活動主義哲学]

学祖井上円了によって哲学館(現・東洋大学)や京北中学校(現・東洋大学京北高等学校)が創設された明治時代は、封建体制の価値観を一新する新しい社会の建設期であり、帝国大学以外にも多くの私立学校が創設されました。しかし、そうした学校の多くは法律や経済、農業、商業、工業といった実学を教授する学校であり、哲学を教育の中心に据えた学校は哲学館と京北中学校だけでした。近代へと大きく変貌する社会の中で、次代を担う若者たちへの教育に力を注いだ円了は、哲学と教育に対する自身の考えを次のように述べています。

「哲学は万物の原理を探り、その原則を定める学問で、いわば理学から工芸にいたるすべての学問世界の中央政府にして、万学を統括する学問である」
「哲学は諸学の基礎となるものであるから、社会に出て一つのことを達成しようとする人は、哲学諸科 を心得ているべきである」
「国を維持するは、決して二三英雄の力にあらず、実に一国を組織する教育あり、知識あり、品行ある人民の力によらざるべからず。これらの人民は一国の良心ともいうべき人々なり」

〔引用はすべて『井上円了の教育理念』(東洋大学)より〕 

円了は、哲学を「思想練磨の術」としてとらえ、また普通教育として万人に必要なものであると考え、専門家の養成ではなく、広く社会一般の人々に対する教育活動を展開しました。明治という時代の開化期にあって、社会の変化に即応する実用の学問ではなく、敢えて哲学という物事の本質・根源を探究する学問を通して、人々を迷信や封建時代の価値観から解放しようとしたのです。そこには、3回にもわたる世界巡行を通して見聞を広め、西洋文明に限らず世界中の文化や思想について洞察を深めた円了の幅広い教養と熱い情熱がありました。

現代社会と哲学

現代の日本社会もまた、長く続いた戦後の政治・経済構造の転換が迫られ、旧来の価値観の問い直しが求められる時代です。変化のスピードがはやく、目指すべき将来像が定まらない現代社会で、巷に流布する言説や多数派の意見を鵜呑みにしていては、本質を見失い、世間の常識に埋没し、社会の風潮に漂流することになりかねません。

また、現代社会には、未だ確たる基準や方針がなく私達自身が新たな価値観や答えを見つけていかなければならない問題が多くあります。日本社会の急激な少子高齢化やグローバル化、世界的に開発が進む遺伝子工学や生命医学、AIの発達などは、これまで人類が考えもしなかった新たな問題を私達に突きつけています。その解決の担い手となるのは、次代を担う若者たちです。円了が目指した、時流にも権力にも屈しない知的人格を形成する哲学教育は、今の時代にまさに求められていると言えます。

東洋大学京北中学高等学校の哲学教育[自己と社会の変革]

本校の哲学教育は、いわゆる哲学研究の専門家を養成するためのものではありません。二千数百年におよぶ哲学の知恵を活かして、すべての人により良く生きる可能性を拓く「生き方教育」としての学びです。その6カ年のプログラムで重視されているのは、主に以下の3つの要素です。

  1. 「無知の自覚」に基づき、日常のふとした疑問や違和感をもとに自ら問いを立てること
  2. 自己の生き方の前提となっている思考の枠組みや概念を吟味し、再構築すること

  3. 立場の異なる他者との対話を通して、より良い生き方・あり方をともに探究すること

21世紀を生きる生徒たちは、他者から指針が与えられるのを待つのではなく、不確実な未来に向けて自らの生き方を模索し、勇気を持って一歩踏み出す力を身につけなければなりません。そのための資質を養うことこそ、哲学教育の意義であると私たちは考えます。

3つの「哲学」

「哲学」の語源であるフィロソフィアというギリシャ語は、もともと「知を愛する」という意味で す。これは、理性に基づいて世界・人間・社会についての真理を探究する活動全般を指し、19世紀 までヨーロッパにおいて学問全般を指す言葉でした。しかし現代では様々な文脈で「哲学」という 言葉が使われています。それらは主に次の3つの「哲学」に分類することができます。

  1. いわゆる「先哲の思想」
    過去の偉大な思想家たちが、「人間はいかに生きるべきか」、「どのような社会がよい社会か」 といった問題について考え、構築してきた思想体系を指します。時間、存在、世界、善悪、認識、 神などを対象とし、様々な思想家たちが真理を探究してきました。個々の人生や現実社会の個別の問題よりも、より普遍的に、「世界は」「人間は」と問い考える哲学者が多く、さらに「私達はなぜそのように考えているのか」について探究する認識論そのもの、つまり「思考についての思考」を解き明かそうとする哲学者もいました。このように書くと先哲の思想は難しそうに思えますが、私たちが必ず直面する人間関係の悩み、人生の意味を考える悩みなどの解決に多くのヒントとなります。
  2. 個々人や組織・共同体が持つ信念・人生観・世界観・職業観など
    「自分の哲学をもつ」とか、「本校の哲学は・・・」といった文脈で使われます。個々人の人生経験や教養から形成された信条、企業などの組織が経てきた出来事などから形成された基本方針を表しています。経営哲学、人生哲学、職人哲学、というように、1と比べてより具体的で、 個人的・個別的な生き方・あり方を示したものです。
  3. 常識・通説・既成の世界観を問い直し、真理を探究する営み
    「絶対に正しい生き方ってあるの?」「秘密をもつのは悪いこと?」「『何もない』ってどういう状態?」など、人間の生き方や、私たちが生きる世界に対して問いを持つことからはじまり、 論理的、批判的に探究を深め、それを解決していく活動を「哲学すること」と呼びます。歴史上の偉大な哲学者たちも皆こうした問いから始まり、壮大な哲学体系をつくり上げてきました。「哲学=知を愛する」の本来の意味に最も近い用法です。

これら1〜3は相互に関連し、影響し合っています。本校では上記3を哲学教育の柱に据え、そ れをより豊かなものにするために先哲の思想(上記1)を学ぶカリキュラムを組んでいます。本校で 学んだ生徒たちが、その生涯を通して自身の価値観・世界観(上記2)を陶冶していく力を身につけることを目指しています。

哲学教育のアプローチ

本校の哲学教育のカリキュラムは、教養(考える土台となる幅広い知識を身につける)、体験(机上の空論に陥ることのないよう五感を使って学ぶ)、対話(他者との対話を通して自己の思考を相対化する)、論述(考えを論述することで自己の考えを客観視し、再検討する)、発表(他者との共有を可能にするよう内容を吟味する)の5つのプロセスをバランスよく配置しています。これらの多様なプログラムをらせん状に繰り返し経験することで新しい気づきと思索を深め、一人ひとりが自分に合ったプロセスで哲学的思考を深めていくことをねらいとしています。

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こうした諸活動の中で、日頃の生活の中で湧いてきた疑問をもとに、世の中の常識や「あたりまえ」について、その前提から問い直し、「友だちって多いほどいいの?」「頭がいいってどういうこと?」「どうして勉強しなきゃいけないの?」など、身近なことに「?」をつけて筋道立てて考え真理を求める力(向上門)と、それ還元して社会を豊かにする力(向下門)の二門を、東洋大京北中学高等学校では「哲学する力」と考えています。

「哲学的に考える」とはどういうことか?

「哲学的に考える」とはどういうことでしょうか?「今日の夕飯は何かな?」といった一般的な問いを考える、あるいは問題の解決策を考えることとはどんなふうに違うのでしょうか?ポイントは、「視野を広げるために、目の前の問題から一歩下がること」です。以下にいくつかの例を挙げて、「一般的な意味での考えること」と「哲学的に考えること」を対比させてみましょう。

<実学と哲学>

  • 生きるために必要な知識や技術(法律・語学・情報技術など)を学ぶのは実学
  • 「そもそも人間は何のために生きているのか」を問うのは哲学

<道徳と哲学>

  • 「人に優しくしましょう」など社会生活を維持するための徳目を身につけるのは道徳
  • 「そもそも『人に優しい』ってどういうこと?」という前提から問い直すのは哲学

<芸術と哲学>

  • 作品(音楽・絵画・彫刻など)の中に美しさを表現するのは芸術
  • そもそも「美しい」とは何かを考えるのは哲学

<科学と哲学>

  • 自然現象の背後にある原理・法則を解明するのは科学(ex.「人間も動物も遺伝子によって特徴が決まる」)
  • 科学的事実や価値も含めすべてを明らかにするのが哲学(ex.「人間と動物は同等の尊厳をもつか?」)

<個別の問いと哲学的問い>

  • 「どうして私はいつも素直に謝ることができないのか」は個別の悩み
  • 「どうして人間はいつも素直に謝ることができないのか」は哲学的問い

このように、①哲学はいつも問いからはじまり、②目の前の事柄から一歩下がって、③俯瞰的な視座から私達の思考の前提や問いそのものについて吟味し直す活動と言えます。また、上で紹介した実学・道徳・芸術・科学などは、もともと哲学を構成していた個別の分野で、すべての学問は哲学に通じています。「諸学の基礎は哲学にあり」という建学の理念は、ここによく現れています。

人が生きていくうえで、悩みや困難にぶつかることは避けられません。悩みや問題の解決の糸口が見えないときに、一歩下がって、悩みや問いを哲学的なレベルに昇華させ、「そもそも問題の本質は何か」と考え直すことは、行き詰まっていた思考を新しい視点から見直すきっかけになるでしょう。

国際教育

世界に羽ばたく人材となるために、英語学習に力を注ぐことはもちろんのこと、受験のためだけの英語ではなく、実践的な英語力と異文化を理解し尊重する、国際感覚の育成を重視しています。
学校内外で実践する多彩なプログラムにより、国際人として国際社会で活躍できる人材を育成します。

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Freshman English Camp

中学に入学したばかりの新1年生を対象に行っているプログラムです。実施時期は5月の連休明けで、研修地は例年代々木のオリンピックセンターとしています。このプログラムでは外国人講師1名と外国人留学生1名に対して生徒約10名というユニットを組み、2泊3日の日程でスピーキングトレーニング、異文化交流パーティー、英語でエクササイズなどのアクティビティを行い、最終日は代表生徒たちによるスピーチ発表で締めくくります。

生徒が英語をより身近に感じるとともに、外国(人)への興味・関心を高めることに役立っています。

Boost Up English Camp

中学2年次の5月に行っているプログラムです。実施時期・実施形態は中学1年次と同様ですが、研修地は少し足を延ばして、富士山が美しい河口湖エリアの施設としています。1年次との違いは、明確にカナダ修学旅行をイメージしたロールプレイのアクティビティを中心に内容を構成しているところです。ホームステイ中の様々なシチュエーションのロールプレイや、日本のことを英語で伝える練習を行います。

伝え合う喜びを感じることを通して、英語を言語知識としてだけでなく活用していくことの意義を再確認する機会となっており、カナダ修学旅行に対する期待も高まり、積極的に取り組んでいこうとする気持ちが芽生えます。

カナダ修学旅行

中学段階における国際教育プログラムの集大成としてカナダ修学旅行を実施しています。中学3年次の11月に5泊7日の行程でビクトリアおよびバンクーバーを訪問します。全行程のうち4日はビクトリアに滞在し、ホームステイの体験をさせていただきながら現地校交流およびテーマ班別フィールドワークを行います。現地校交流では相互の学校で事前に準備したプレゼンテーション発表を行います。またフィールドワークのテーマは「産業」「行政」「政治」「文化」「自然・生物」等となります。1日はバンクーバーへ戻り、市内見学ツアーとなります。

カナダ修学旅行を通して生徒は大きな達成感を感じることになります。これまで学んできた知識や言葉が現実と結びつくことによって本校が目標とする「本当の教養」が身につくと考えています。また高校に進学した後、長期の海外留学を希望する生徒もおり、生徒の国際感覚を涵養する確かな取り組みとなっています。

セブ島英語研修(希望制)

中学1年生から高校2年生までを対象として参加生徒を募集する夏休みのサマープログラムです。このプログラムではフィリピン・セブ島にある語学学校へ1週間の超短期留学を行うことが中心的内容となります。1日8コマある現地授業時間割のうち、約半数の5コマはマンツーマンレッスンとし、2コマはレベル別少人数レッスン、残りの1コマはエクササイズや自習などに充てています。また留学期間中に、フィールドワークとして半日を使っての現地校交流(ボランティア体験を兼ねる)および、市内見学ツアーを行います。帰国後は現地滞在中に書いたジャーナルをまとめ、参加者全員による文集を作成します。また秋の文化祭では参加者によるポスターセッションを行います。

参加した生徒たちには、リスニング力に顕著な向上が見られます。また「参加していない生徒達に英語では負けないぞ」という強い意志とプライドが芽生えるようです。

Let’s Chat in English!(希望制)

中学生用と高校生用を、時期を分けて実施しています。東洋大学に通う外国人留学生を招き、小グループに分かれて、英語で会話を楽しむイベントです。1回あたり1時間とし、3回シリーズで実施します。昼休みや放課後に事前学習をしてから本番に臨みますが、当日その場で質問したり、相手の質問に答える会話の瞬発力も求められますので、ワクワクドキドキの体験となります。

文部科学省後援 実用英語技能検定(英検)

生徒同士が切磋琢磨して取り組む環境を作るため、学年ごとに到達目標を設定し、学校で申し込みの取りまとめを行っています。アフタースクールプログラム(希望制の放課後学習会)および長期休業中の講習会で英検対策講座を実施しています。特に準2級・2級については外部講師による対策講座も設置しています。中学生は3年修了時までに準2級の取得をめざし、毎年約70%の生徒が目標を達成しています。

国内英語Camp(希望制)

中学1年生から高校2年生までを対象に、河口湖の湖畔に東洋大学が所有する宿泊研修施設を利用して行う英語漬け合宿です。内容は英検対策コースと一般英会話コースの2つからの選択となります。自習で取り組みづらいスピーキングとライティングを強化するとともに4技能をバランスよく伸ばし、使える英語を身につけてほしいと期待しています。なお教員の引率はありません。
・東洋大学所属外国人講師によるオールイングリッシュ
・1クラス10人以下の少人数グループレッスン
・1日の授業内容 グループレッスン…8コマ、復習時間…3コマ (1コマ45分)

英語レシテーションコンテスト・スピーチコンテスト(中学版)

学年末にあたる1月の下旬に1年間の学習の成果を踏まえて、中学1年生は物語の暗唱、中学2・3年生は自作のスピーチをそれぞれコンテスト形式で発表します。年間を通じて主に「英会話」の時間を様々な英語コミュニケーション活動に充てており、中学3年次のカナダ修学旅行をイメージして学習活動を組んでいます。スピーチもフォーマルなコミュニケーション活動の1つととらえ、「英会話」の授業の一環として取り組みます。この授業内でクラス代表に選ばれた生徒は中学全校生徒の前で暗唱・約3分間のスピーチを行い、優秀者には順位に応じて金・銀・銅のメダルが授与されます。なお、審査員は本校に勤務する4名の外国人講師が務めます。

個々の生徒が自ら英語で原稿を書き、自分の思うところを英語で発表する取り組みは、カナダ修学旅行に含まれる現地校交流の練習ともなっています。

国際講演会(中1版)

日本に暮らす外国人の方から、出身国の文化を紹介していただくと共に、日本人と外国人の共生について考えます。

国際講演会(中3版)

中学3年次の前期中に、カナダ大使館職員の方をお招きし、カナダの自然、歴史、文化、産業などを幅広く紹介していただきます。カナダについて詳しく知る機会となるとともに、現地校交流への具体的な準備を始めるきっかけとなっています。

TOKYO GLOBAL GATEWAY校外学習

中学3年次の10月、江東区青海にある「東京版英語村:TOKYO GLOBAL GATEWAY」にて体験学習を行います。現地の外国人インストラクター1名に対し生徒8名程度というユニットを組み、数々のミッションをこなします。「入国審査を受ける」「ファストフード店でハンバーガーを買う」といったミッションをインストラクターの英語のガイドによって楽しみながらクリアしていきます。

空港や店舗を模した施設での研修を通してカナダ渡航の具体的なイメージをつかみます。

JETプログラム

中学・高校でそれぞれ1名ずつ、政府が主催するJETプログラムのアシスタントランゲージティーチャー(ALT)を受け入れており、ALTの先生方には生徒の英語学習や国際理解に貢献していただいています。中学所属のJET ALTは原則カナダ出身の方となるようお願いしており、これまで5年間で2名のカナダ人青年にご勤務いただきました。また高校所属のJET ALTは原則アメリカ出身の方となるようお願いしており、これまで3年アメリカ人青年にご勤務いただきました。

キャリア教育

勉強はただ訓練する・覚えるという繰り返しでは楽しくありませんが、自分の将来像に近づくための手段として必要なことだと理解できれば、それがモチベーションの一つになりえます。「勉強したこと」と「社会」が近視眼的には、それらが結びついているように見えませんが、少し遠巻きに見るとそれらが密接な関係にあることが分かります。自分自身について見つめなおし、自分の適性や傾向をつかむ一方で、社会に出ることを意識しながら学んだことがどのように結びついているのかということにも目を向けながら、人生のグランドデザインを描きます。

進路面談

三者面談の他に、定期的に生徒と担任の先生による面談を実施しています。学習の進捗状況や将来描きたい進路について情報を共有し、課題を整理しながら今後とるべき方向性を確認します。全員と個別に面接することで、自分から相談しに行くことが難しい生徒でも、先生という他者から見える視点で自分を見つめなおす機会となります。

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生徒手帳「今⇔未来手帳」

学習計画を立て、振り返る。非常に単純なことですが、それを習慣化することは小さな積み重ねを継続するしかありません。一日あるいは一週間を振り返る項目もあります。これらについて定期的に担任が点検し、進路面談などでも活用します。

社会を知る

中学1年生では近隣で地域に根差した企業の方をお招きして、職業講演会を行い働くことに対する見方や価値観を身につける土台とします。2年生では近隣の企業の方などをお招きして職業について探究します。また、働く現場を見ることで、社会と結びつく姿を具体的にイメージする機会を設けます。

学びみらいパスJr(中2)

「学びみらいパスJr」という教材では教科学力以外に、社会で必要とされるジェネリックスキル(汎用的能力)を測定します。また、これに加えて、自身の特性や職業・学問適性を問い直し、自身の関心や特性を参考にしつつ社会に出ることを意識付けます。高校1年次にも同様の教材でジェネリックスキルと進路の志向性を測定します。中学時と高校入学時とで変化を比較し実感することができます。

大学訪問

先輩方の受験校や生徒の希望が多い大学についてグループに分かれて大学を見学します。文系学部や理系学部、融合系の学部など様々な学問系統があります。実際に大学を訪れて、大学生の様子を知り、大学で学ぶ学問について関心を持つきっかけとします。東洋大学に関しては、高校生を対象に「学びライブ」が年に2回実施されているため、そちらでの参加を促します。

 

  

この他、中高一貫校を主な受験者層とする学力推移調査(ベネッセ)で学力的な立ち位置を定期的に確認しています。また、こうした実力テストの成績は「進学指導検討会」を開いて教員間で共有・分析し、学年の弱点や強みを把握し授業および指導に還元しています。

理数教育の充実

理数教育の取り組みについてはこちらから

学習指導

ASP(After School Program)

基本的な事項について朝テストを行い、理解が曖昧な箇所が多いあるいは苦手としている生徒については、放課後に少人数で講習や追試を行います。少人数で実施することで質問をしやすい状況をつくるとともに、学習が十分でないことについて曖昧なままにしないことを徹底します。

夏期・冬期講習

長期休業期間のうち前半を利用して、講習を実施します。基礎基本を徹底したものや通常授業の範囲を超えた応用・発展的な演習などの講座を用意しています。特に夏休みは様々なプログラムとも重なります。学力と体験的なものと両面にわたり充実した夏休みとなるよう、積極的な受講を推奨しています。

自習室との連携

自習室やスタディデッキなどの自習空間が充実しており、職員室前の丸テーブルや自習室のチューターなど、質問ができる場も豊富です。進路指導部と自習室チューターの連携を強め、英検対策や学習が上手く回っていない生徒やより応用的な内容を進めたい生徒などを対象に個別的な対応も行います。