INTERVIEW #07

業務強化ツールの開発と
収益改善策の提案で、
仲間と部門賞を受賞

その他金融業

SBペイメントサービス株式会社
(ソフトバンクのグループ企業)

業務本部 IT業務推進部 IT業務推進課

Tatsuya Arai荒井 達也さん

経済学部 経済学科

入社後の苦しみを乗り越え、
仕事のやりがいを見つける
幅広い業界に関わる仕事がしたいとの想いで金融業界への就職を考えていたところ、クレジットカードや電子マネー、QRコードで取引するためのシステムに関わる決済代行という仕事の存在を知りました。会社説明会で副社長が語った「この会社を(クレジットカードの世界的ブランドである)VisaやMastercardのような世界に知られるブランドにしていく」との熱い言葉に感銘を受け、入社を決めました。
最初は決済代行を希望されるお客様(加盟店)の審査を行う加盟店審査課へ配属となりました。先輩社員の方々も丁寧に仕事を教えてくださいましたが、部署内では仕事を処理するスピードがあまりにも速く、私は数カ月ほどついていけない時期が続きました。それでも、自分なりに考え、結論を出してから質問することを意識するうち、次第に業務上の知識やスキルを習得することができ、やがて仕事自体に楽しさとやりがいを感じられるようになりました。

「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

 
ツールが完成し、
仲間と喜びを分かち合う
入社2年目になる少し前から、RPAツール(AIを活用し業務を自動化するソフトウェア)を開発することになり、私は現場を知る一人としてチームに加わりました。私たちのような業務部門は、営業部門のように直接的な利益を上げることが難しいため、少しでも業務効率を改善して手間やコストを抑えたいという想いがありました。私は、日々の仕事を見直し、仲間からも意見を聞きながら、提案や意見を出していきました。
開発は半年程度かかりましたが、RPAツールは無事に完成し、業務効率化の推進に貢献することができました。作業工数が大幅に削減でき、1ヵ月で数百万円の単位でコスト削減ができることがわかった時に、仲間と心から喜び合えたことは、何よりの思い出です。
また、同時期にカードの決済代行についての収益改善策を仲間と考え、社内で提案しました。これは採用には至りませんでしたが、内容についての評価をいただき、この年に部門賞第1位、第2位をダブル受賞し、社内表彰をしていただくことができました。
その後、RPAツール開発に携わった成果が評価され、新設されたIT業務推進課へ異動となりました。RPAツールのプログラム自体は社内のエンジニアが担当しており、私自身も経済学部出身であることから、プログラミングの専門知識は一から習得することになりますが、「新しいことを学ぶ」喜びも感じています。
今後はどんな役割を担っていくのかわかりませんが、ここで経験を積み、将来的には現場に戻ってその知識を活かせればと思います。
挑戦、まず行動する大切さを
知った学生時代
学生時代に、アメリカ・カリフォルニアへ旅行する機会がありました。私にとって初めての海外で、現地に留学していた友人を頼りにしていましたが、空港に着くと「ホテルで合流しよう」と突然言われ、右も左も分からない不安の中で移動し、なんとかたどり着けたということがありました。
この時に実感したのは「挑戦すること」「まず行動してみることこと」の大切さです。学生のみなさんは、今はコロナ禍により行動も制限され、新しいことに挑戦しづらい環境かも知れませんが、不安よりも希望を持つことを意識し、楽しんで取り組んでほしいと思います。
 

RELATIONSHIP仕事の相関図

仕事の相関図 仕事の相関図

One Day Schedule

  • 09:00 出勤、部内朝会
  • 10:00 作業や課題確認
  • 12:00 お昼休憩
  • 13:00 各種打ち合わせ
  • 15:00 作業や課題確認
  • 16:00 プロジェクト定例会
  • 17:00 作業や課題確認
  • 17:30 部内夕会、退勤

学生時代の思い出

学生時代の思い出 写真
先ほどエピソードとして紹介したカリフォルニアに加え、学生時代にはニューヨーク、タイ、台湾へ旅行しました。今は海外旅行が制限されていますが、今後はスマートフォンとクレジットカードだけで世界を歩きたいです。