総合学園全体で連携した教育により
未来を担う若者を育成
東洋大学では、3つの附属中学校・高等学校と1つの附属幼稚園を設置しています。総合学園としてのメリットを最大限に活かし、大学と附属校園が連携して、グローバル教育や理数教育などの教育活動を展開。未来を担う若者の探究心を育てます。
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東洋大学附属姫路中学校・高等学校
東洋大学の建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」を継承し、考える力の育成と校訓「自立・友情・英知」を基礎に据えた教育を行っています。その中心となるのが、“哲学”、“グローバル”、“探究”の3つの柱からなる「キャリア・フロンティア」で、「確かな学力」と「豊かな人間力」を育成しています。また、物事の本質を追究するための「考える力」、国際社会で求められる「自分の意見をはっきりと持ち、発信できる力」、社会人に必要な自立心を培い「自らの進路を自分で考え、選択できる力」を養い、未来を担うグローバル人財の輩出を目指しています。附属姫路中学校は、姫路市内初の男女共学中高一貫校として2014年に開校しました。附属姫路高等学校は、2022年に制服やコース制をリニューアル、2023年に創立60周年を迎え、さらなる躍進に向けてさまざまな取り組みに挑戦しています。

Topics
2024年9月30日から10月5日の6日間、姉妹校であるオーストラリアのブライトン・セカンダリー・スクールから、生徒24名と教員3名が来校。授業や部活動への参加を通して本校生徒との交流を深めました。
また、本校野球部が第97回選抜高等学校野球大会に出場。長崎の壱岐高等学校との初戦に勝利し、ベスト16入りを果たしました。さらに、初戦32校の応援を対象とした応援団賞では優秀賞にも選ばれました。

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東洋大学附属牛久中学校・高等学校
2021年4月に文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール(SGH)ネットワーク参加校」に認定されました。国際化を推進し続ける東洋大学との連携も活かし、グローバル人材育成教育を進めています。海外語学研修や国際交流活動、ディベートなどの多彩な教育内容に加えて、「グローバル探究」(哲学・国際理解・教養・課題研究・キャリアから構成されるオリジナル教科)を通して、世界の人々と共生できる力を育成します。高等学校には、生徒の個性に合わせた5つのコース(特別進学・グローバル・進学・スポーツサイエンス・中高一貫)を設置。志望する進路に応じた最適なカリキュラムのもと、基礎から応用まで幅広い学力の定着を目指します。附属中学校から内部進学した中高一貫コースの生徒は、教育課程を早期修了し、国公立大学や難関私立大学への進学に備えます。

Topics
中学2年生・3年生を対象に、保護者を講師としてお招きして仕事について学ぶキャリアアップ講座を実施しました。生徒たちは仕事内容に加え、中学生のうちに身につけておくべきことについても理解を深めました。
また、「SDGs QUEST みらい甲子園茨城県大会」に高校の生徒が出場。「牛久シャトー」から無償提供されたワインパミスを堆肥として大豆を栽培し、たんぱく質危機の解決に役立てるアイデアがSDGs QUEST アクションアイデア優秀賞(2位)を受賞しました。

みらい甲子園 茨城県大会」に出場
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東洋大学京北中学高等学校
大学附属の男女共学・中高一貫教育校として、附属校のメリットを最大限に活かしながら国 公立大学や難関私立大学への進学を目指します。「より良く生きる」をテーマとした哲学教育(生き方教育)、国際社会で活躍できる力を身につける国際教育、そして自己の人生を意欲的に創造するキャリア教育を3本の柱として実践しています。数学・理科・情報に対する生徒たちの興味・関心を高めることを目的とした「KSST(京北スーパーサイエンスチーム)」の活動も推進しています。東洋大学の理数分野に関わる学部・学科との連携プログラムである「未来の科学者育成プロジェクト」への参加や、理化学研究所、国立遺伝学研究所見学などを通じて、理科教育にも強い学校の実現を目指します。

Topics
東洋大学の教授陣から直接指導を受けながら研究活動に取り組める「未来の科学者育成プロジェクト」を実施しています。2024年度研究報告会では各チームが研究成果を発表し、他の生徒たちに知識を共有しました。
また、国際的な視点から理数分野への理解を深めるため、ハワイ島でのフィールドワークも実施。ハワイ火山国立公園などを訪問し、特徴的な地形や生態系を実地で学ぶ貴重な体験となりました。

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東洋大学附属京北幼稚園
本園は、創立者 井上円了が生涯教育の中でも特に重視した「人格の基礎を形成する幼稚園教育」の理念に基づき、1905年に創設されました。以来、本駒込の地で120年にわたり教育活動を重ね、3,000名を超える子どもたちを見守ってきました。2024年度より園名を「東洋大学附属京北幼稚園」に変更し、新たなスタートを切りました。東洋大学では、保育者を養成する学科をはじめ幼児教育に関わる領域の研究が進んでおり、附属園としてこれらの知見や教育資源を積極的に活用し、魅力ある幼児教育の環境づくりを推進しています。また、教育方針「5つの柱」-「1. お互いを大切にし、健やかに生きる力を育む」「2. 遊びを通して、主体的に学ぶ力を育む」「3. よく考え、自ら行動する力を育む」「4. 豊かな環境の中で創造性や発想力を育む」「5. 多様性に出会い、共に生きる力を育む」を基本に、人間形成の基礎をつくる大切な時期にある子どもたちの多様な力を育みます。

Topics
学校法人東洋大学のグローバル教育推進の一貫として、園においても幼児英語教育の質の向上を図る取り組みをしています。これまで継続してきた正課英語教育に加え、2024年度から本園独自の幼児英語プログラム「えいごであそぼう」がスタートしました。幼児が五感を通して、主体的・体験的に英語を学び、多様な文化や習慣を理解し尊重する基盤を形成するプログラムです。夏休み中の「えいごであそぼう」にも多くの子どもたちが参加し、プレイフルにアクティブに、英語でお互いを認め合い、勇気づける関わりを楽しみました。
