Future Vision 将来構想

中期計画に基づき
キャンパス整備、学部・学科再編
Making Improvements on its Campuses and Restructure its Faculties and Departments Based on the Medium-term Plan.

学校法人東洋大学は、2020年度から2024年度までの5年間の活動指針となる中期計画「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」を策定。この中期計画に基づくキャンパスの整備や学部・学科の再編を行います。

Toyo University Incorporated Educational Institution formulated the medium-term plan, “TOYO GRAND DESIGN 2020-2024,” to provide guidelines for its activities for the five years from AY2020 to AY2024. Based on this plan, the university will make improvements on its campuses and restructure its faculties and departments.

中期計画「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」

本学の理念の一つ“他者のために自己を磨く”に基づき策定した「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」では、「地球社会の明るい未来を拓く」をキーコンセプトに「研究」「教育」「社会貢献・社会連携」と、それらを実現するための「新規事業」「ガバナンス・マネジメント」の5つの領域で今後の目標を定めました。各領域の目的として、研究は「新しい価値を創造し明るい未来を描く」、教育は「明るい未来を担う人材を育てる」、社会貢献・社会連携は「より多くの人に明るい未来を」と設定。それぞれが円了の理念である“主体的に社会の課題に取り組む”“自分の哲学を持つ”“本質に迫って深く考える”を踏まえたものです。これらを実現する「新規事業」「ガバナンス・マネジメント」によって、明るい未来の実現に貢献していくことを目指します。

中期計画「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」のコンセプトを示す図。詳細は本文参照

赤羽台キャンパス新校舎HELSPO HUB-3が2023年1月に完成
4月に2つの新学部が始動

赤羽台キャンパスでは2023年4月から、「福祉社会デザイン学部(社会福祉学科、子ども支援学科、人間環境デザイン学科)と「健康スポーツ科学部(健康スポーツ科学科、栄養科学科)」が始動。その2学部5学科を含めた広がる学びの幅を支える新拠点HELSPOHUB-3が、2023年1月に完成しました。INIADHUB-1(2017年完成)、WELLB HUB-2(2021年完成)に続き、隈研吾建築都市設計事務所が設計を担当しており、キャンパス全体に統一感を演出します。HELSPOという名称は、健康スポーツ科学部=Faculty of Health and Sports Sciencesが由来となっており、健康・スポーツ科学分野でのアジアにおける教育・研究の拠点を目指すという意味が込められています。HELSPOの誕生をきっかけとして、赤羽台キャンパスは、既設の情報連携学部を含む「情報」「福祉」「子ども支援」「デザイン」「健康スポーツ科学」「栄養科学」の学術拠点として、社会課題の解決に向けてより一層努めていきます。

HELSPO HUB-3
アリーナ(アリーナ・食堂棟3-4階)
ボルダリングウォール

板倉キャンパス等から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)への学部移転・改組、朝霞キャンパスの整備

2024年4月に生命科学部・食環境科学部・生命科学研究科・食環境科学研究科が、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。同時に、理工学部生体医工学科・理工学研究科 生体医工学専攻が、川越キャンパス(埼玉県川越市)から朝霞キャンパスに移転します。また、移転に合わせ、朝霞キャンパスに新たな校舎を建設します。これか らの生活様式をふまえた教育研究に関する施設設備を充実させ、生命(いのち)と食に関する総合的な教育研究拠点を形成します。

2024年竣工予定の朝霞キャンパス鳥瞰パース
鳥瞰図
北西方向からの外観
北方向からの外観
エントランスホール
図書館
学生食堂
研究フロア パブリックレーン
研究フロア 実験室前
学生実験室

*イメージ図の提供:株式会社石本建築事務所

生命科学部の移転・改組

いのちに学ぶ。未来への問いを解く。

「いのち」のあり方を思索する哲学と倫理を基盤に、俯瞰的な視野を養い、生命科学の各領域についての深い専門知識を獲得。「いのち」と健康の分野に関する学内連携が可能な、朝霞キャンパスを拠点に学びを深めます。医療や食糧、環境問題といった社会・地球規模の課題の解決、そして持続可能性の実現に貢献する人財を育成します。

食環境科学部の移転・改組

明日のための、食と健康をつくる。

新しい朝霞キャンパスを拠点とし、食に関わるあらゆる分野を網羅的にカバーする「食環境科学」について、総合的な学びと研究を展開します。食品の安全と安心、食や栄養に関する情報や行政のしくみ、機能と栄養の関わりを学んで、実社会で役立つ実践力を獲得。専門知識をもって食や栄養についての多様な問題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する人財を目指します。

2023年(板倉・川越)
板倉 生命科学部 生命科学科
応用生物科学科
川越 理工学部 生体医工学科
板倉 食環境科学部 食環境科学科
フードサイエンス専攻※1
健康栄養学科
2024年(朝霞)
生命科学部 生命科学科 入学定員 113名
生体医工学科〈開設〉※2 入学定員(予定)113名
生物資源学科〈開設〉※2 入学定員(予定)113名
食環境科学部 食環境科学科〈定員増〉 入学定員(予定)126名
フードデータ
サイエンス学科〈開設〉
入学定員(予定)113名
健康栄養学科 入学定員 100名
  • ※1 食環境科学部 食環境科学科 フードサイエンス専攻は2024年度にフードサイエンス専攻としての募集を停止します(食環境科学科は、朝霞キャンパス移転後も引き続き募集します)。
  • ※2 開設にともない理工学部 生体医工学科(川越キャンパス)と生命科学部 応用生物科学科(板倉キャンパス)は2024年度に募集を停止します。移転対象の学部学科(募集停止する学科を含む)の在学生の修学キャンパスは、2024年度から朝霞キャンパスとなります。
  1. 〈開設〉:2024年4月開設に向けて設置届出済、収容定員に係る学則変更の認可申請中。計画内容は変更になる可能性があります。
  2. 〈定員増〉:2024年4月の定員増加に向けて収容定員に係る学則変更の認可申請中。計画内容は変更になる可能性があります。