井上円了の教育理念

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- 築家) 、中村桂子氏(JT生命誌研究館館長) 、細川護熙氏(元内閣総理大臣) 、ドナルド ・ キーン氏(文
学者) 、梅原猛氏(哲学者)であった。学生や社会人からなる四十二名の塾生たちは、最後に
ファイナル・レポート(最終報告書)を発表して修了した。 て、今後の活動に大きな期待が寄せられている。
この哲学塾のゲスト講演は公開され、塾生とともに、多くの人々が哲学を学べる場とし
ス ー パ ーグ ロ ー バ ル大学の時代 へ
平成二十六年(二〇一四年)九月、文部科学省は「徹底した「大学改革」と、 「国際化」を
Ⅳ 新しい教育理念を求めて
断行し、我が国の高等教育の国際通用性、ひいては国際競争力強化の実現を図り、優れた 大学創成支援」事業の対象校を発表した。
能力を持つ人材を育成する環境基盤を整備する」ことを目標とした「スーパーグローバル
現在、日本には七百以上の大学があるが、文部科学省から十年間にわたり支援を受ける
大学は、国立、公立、私立を合わせて三十七校という、まさにスーパーグローバル大学の
トップ育成の学校数にしぼられた。東洋大学はその一つである「グローバル化牽引型」に
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