井上円了の教育理念

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- 転させた。
第四の改革は、板倉キャンパスの生命科学部に、これまで一学科だけであった生命科学
科に加え、応用生物科学科、食環境科学科の二学科を新設して教育内容を拡大したことで
ある。この改革では、社会的、国際的に関心の高い「食」の安全や地球環境の問題を視野 育成に努めることを目指している。
に入れ、生命科学部を関東圏における生命科学の教育・研究の拠点として発展させ、人材
第五の改革は、朝霞キャンパスのライフデザイン学部の生活支援学科の中に、福祉・介
護教育と保育・幼児教育を専攻する教育課程を独立させ、生活支援学専攻と子ども支援学
Ⅳ 新しい教育理念を求めて
専攻の二つの専攻を設置し、教育体制の充実を図ったことである。これは高齢者等に対す ためである。 な教育体制でスタートした。
る福祉と幼児の教育におけるそれぞれの領域での専門性の高いスペシャリストを育成する
これらの「五つの改革」により、本学は平成二十一年四月から十学部四十四学科の新た
このようにして、本学では時代のニーズに対応した、新しい大学を求め、継続的な改革
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