あなたの人生のdotsは
なんですか?

Work Style

正田醤油株式会社 就職

自分の興味を突き詰める。
その探究心が
新しい味を生み出す原動力に。

髙木 晴香HARUKA TAKAGI
食環境科学部食環境科学科 2020年卒業

Relationship

私を取りまく仕事相関図

「おいしいがうれしい。」を合言葉に、さまざまな調味料を製造・販売する正田醤油株式会社。私は主に大手コンビニチェーンのお弁当に使われる醤油やたれ、ラーメンスープなどの商品開発提案も含めた営業と、多くの製品の在庫や出荷状況を見ながら製造予定を組むといった需給管理業務も担当しています。

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食品開発に挑戦した卒業研究で
興味を突き詰める楽しさを知った。

もともと食べることが大好きだった私は、「食」を科学的に深く学びたいという思いから、食環境科学部食環境科学科への進学を決めました。小学3年生から硬式テニスを続けていたため、アスリートが摂取すべき栄養素やそれが身体にどのような影響をもたらすのかといった「食とスポーツの関係」を学べる環境に興味を抱いたことも進学理由の一つです。
入学後は、食品の着色料の特性についての授業など、大学ならではの専門的な内容の授業を数多く履修しました。スポーツ栄養学の授業では、食べたものに含まれている栄養素が身体を動かす過程でどのように分解されてエネルギーになるのか、筋肉にどうやって働きかけていくのかなど、私自身がテニスに取り組む際にも参考になる知識を学ぶことができ、知的好奇心を強く刺激されたことを覚えています。大変だったのは、実験の授業では毎週レポート提出が必須だったことです。常に時間に追われていましたが、自分なりの考察を論理的にまとめる力の基礎を身につけることができました。
そして、私が大学時代に最も力を入れたのは、研究室での活動です。食環境科学部で学ぶようになってから、食べものを「食べる」だけでなく「つくる」ことにも興味が広がり、研究室では当時スーパーフードとして注目されていた「韃靼(だったん)そば」に含まれるルチンという成分の栄養特性を活かした食品開発から始め、4年次の卒業研究では「キヌアを使った生麵の開発」に挑戦しました。生麺としてきれいに仕上げることや独特な風味の克服など、卒業までに解決できない課題も残りましたが、自分が興味のあることをとことん突き詰めることができた日々は本当に充実していました。

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お客さまが「本当に求めている味」を
開発部門と連携しながら創造していく。

就職先として正田醤油を選んだのは、自社製品を売るだけでなく、お客さまの要望に沿った商品を開発・提案できる点に強く惹かれたからです。
営業の仕事では、お客さまであるコンビニや食品工場の担当者さまから、いかに「真のニーズ」を引き出すかが成功の鍵だと学びました。商談の際、「醤油味のたれを作りたい」という依頼をいただいたとしても、それだけでは甘い味が良いのか、だしを効かせたいのかといった、味の方向性が定まりません。そこで、上司や先輩の教えをもとに、お客さまの要望をとことん掘り下げて聞き取る力を徹底的に磨きました。お客さまが「本当に求めている味」を実現するために、社内の開発部門と連携して新しい調味料やレシピを作り上げていくプロセスでは、食を創造する楽しさを味わえることも現在の仕事の魅力です。
そのような姿勢で営業に取り組んだ結果、私から提案した「肉を柔らかくする成分を含んだ機能性醤油」がコンビニのお弁当の唐揚げの下味に採用され、売上1位を独走するという成果を上げることができました。軟化剤などの添加物を使わずに、同等以上の効果を醤油だけで実現できるのはお客さまにとってもメリットが大きいことであり、その付加価値を明確に伝えられたことが採用の決め手になったと感じています。売上1位になったと聞いたときは、心の中で「よっしゃ!!」とガッツポーズをしたほど嬉しかったです。

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大学で身につけた探究心が
新たな味を生み出す原動力に。

学生時代までは食事をしても「美味しいな」と思うだけでしたが、この仕事を始めてからは、味付けの濃さや旨味といった、より細かな味の違いが気になるようになりました。そのような変化は、自分の興味を突き詰めていった大学時代の学びの延長線上にあるように思います。大学時代の経験が仕事で活きる場面は多く、入社直後の工場実習で研修レポートを提出した際は、上司から「とても分かりやすくて良いレポートだったよ」と高い評価をいただきました。これは、大学で毎週のように実験レポートを作成し、物事について考察して文章にまとめる訓練を積み重ねてきたからこそ得られた評価だと思います。
創業から150年余りとなる当社では、伝統あるものづくりを受け継ぎつつも新しいチャレンジが求められ、今後はそのバランスを考慮しながら自分の経験を後輩に伝えていくことも重要な仕事になると考えています。個人としては、ライフステージの変化に応じて、これまで営業職として培ってきた商品知識やお客さまのニーズを掘り下げるスキルを活かせる働き方を模索していきたいです。
私の場合、大学で「食」というテーマを深く探究する経験をしたことが、現在の仕事においても妥協せずに新しい味を生み出す原動力になっています。興味のあることを突き詰める経験を通じて、自分の将来の軸を見つけていく。学生の皆さんには、そんな貴重な時間を過ごしてほしいと願っています。

Rule & Roots

マイルールとそのルーツ

  • 予定管理はスケジュール帳で

    商談のアポイントなどはスケジュール帳に手書きでメモ。予定が埋まっていくのを見るのが楽しみです。

  • コーヒーは夏でもホット

    健康のため、身体を内側から温めることを習慣に。季節に関係なく、ホットコーヒーを飲むようにしています。

  • タスク管理は付箋を活用

    対応もれがないように、パソコンのすぐ目につくところにタスクを書いた付箋を貼るようにしています。おかげでタスク管理バッチリです!